23話 Quickening
新劇好きにはわかる、予告時の副題、今回は加速という意味で使わせてもらいました
やっぱ、なろうらしく男主人公、チート、ハーレムの三拍子を揃えた方が流行るんですかね?
早くアンドロイドか生物兵器を出したいな
昨日次の投稿まで時間が開くかもと言ったな、あれは嘘だ
アカシックレコードの方もよろしく
他の人見たら改行とか使いまくってたので、真似してみました
ドックン…ドックン…
ヒュー…ヒュー
ヒュー…コポッ…ヒュー…コポッ
「おえぇええ、ゲホッ、ゲホッ」
鋭い吐き気に現実に引き戻される、お腹の中の物は殴られた時に全て吐いてしまっていた。真っ赤な血が口から溢れる。
(お腹が張って苦しい、息をするたびに肺からコポコポ音が鳴る)
その時の彼女は殴られた衝撃で内臓はほぼ全てが破裂しぐちゃぐちゃに、肋が折れた状態で無理やり動いたせいで何本か肺に突き刺さっており、生きているのが奇跡であった。その命を繋ぎ止めていたのは逃げる直前に掛け直したエンハンス、しかしその魔法も魔力操作の限界と共に消え掛かっていた。
(このエンハンスのおかげでどうにか、死んでないけどこのままじゃ…)
私はもう一度かけなおそうと集中しようとする、がクラクラして集中できない。私は思いっきり空気を吸おうと深呼吸を…
(いっ)
「ゲホッ、ゲホッ」
名状し難い激痛が体を襲い咳が出る。
(集中できなくて魔力が動かせない、もう指先の感覚がない…)
ぼんやりする頭で考える
(目が見えなくなった。もう、諦めてもいいよね、精一杯頑張ったもの)
意識を失っている時に見た夢での生活を思い出す
(あぁ、あっちの私は幸せそうだったな…こっちが夢だったらよかったのに…次の人生があるならあんな風になりたいな…)
ドック…………ドック…………
心音が弱くなってくる
他には何も感じないのに痛みと苦しさだけは相変わらず感じる
(あぁやっとこの苦しみから解放されるんだ)
私は意識を手放した
目が覚めると、不思議な場所に私は居た…地面も天井も壁も何もないただ空間が広がっており周囲は少し発光していた。
(何、ここ。ここが天国?)
「ここは天国じゃないぞ」
声をかけられてその方向を見るとそこにはとても美しい女の人がいた、みてると引き込まれるような不思議な雰囲気を纏った人だった。
(さっき私声に出して無かったよね?)
「まぁ妾は心が読めるんでの、簡単に言うと神みたいなもんじゃ」
(神様ならそんなことができてもおかしくないな)
「なんでお主の前に現れたのかじゃが、下界をみていての、ふと目に止まったのがお主でな、とても不憫に思い助けてやろうと思ったのじゃ、それでなお主の体はすでに回復させてある。あとは魂の依代となる強い信念があれば帰れるぞい」
「そんなことまで、ありがとうございます」
「そう畏まらんでも良い。ところでじゃがお主はどうして追われておったのじゃ?」
私はことの経緯を神様に話した
「そうか、大変だったのぉ。でもそれはお主が悪かったのか?お主が彼らに何かしたのか?」
「私は…」
(私は何もしていない、彼らにあったことすら無かった)
「それなのに命を狙われてとったんか。可哀想に、そんなお主が、なぜそんな目に合わなければ行けなかったんじゃろうな?」
(そうだ、私は何もしてないなのに…)
「全てそいつらのせいではないのか?」
(確かにあいつらがいなければ今頃パパ達と楽しく暮らせていた…)
「そいつらがいなければ、そうなってたかもの。憎くないか?自分たちの幸せを壊した奴らが…」
(憎い、意味もなく攻撃して私達を引き離した、あいつらが憎い。憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、)
「そんな奴ら死んでしまっても、殺してしまってもいいとは思わんか?」
(憎い、殺してやりたい。でも、それっていい事なの?悪い事じゃないの?)
「物事をいい、悪いで考えるな。裁きを下すのは妾なのだから。お主の好きなようにしたらいいぞ。妾はお主の全てを受け入れ、肯定して、許してあげよう」
不思議と彼女にそう言われると、何をしても大丈夫、どんなことでもできると感じてしまう。
「今までよく頑張ったの、これからは我慢しなくて良い、お主の好きなように生きて良いのだぞ。抱きしめて、褒めてあげよう。さぁ、こっちに来なされ。」
彼女は両腕を広げ待ってくれている。彼女からは春のお日様の様な温かい雰囲気が伝わってくる。私には彼女が世界で唯一私のことを受け入れてくれる、何にも変え難い、素晴らしい人に見えた。ゆっくり一歩ずつ彼女の元へ歩みを進める。
『『マリー、生きてくれ(生き残りなさい)』』
後ろから呼ばれた気がして振り返る、がそこには誰も居なかった。見えなかったが確かに、パパ達の声だった。
(パパ達も私に優しくしてくれた、私を捨てずに育ててくれた…)
改めて彼女の方を見ると私は恐怖した。さっきまで纏っていた優しそうな雰囲気は何処に消えたのか、ドス黒い禍々しい気配がした
「行けません。あなたのところには…」
「そうか、残念じゃ、また決心がついたらこちらにおいで」
私は立ちくらみの様なものに襲われて、あっさり意識を手放した。
「ぷはっ、ゲホッ、ゲホッ」
元の場所に戻ってきた様だ
(体の何処も痛くない、苦しくもない)
彼女の言うことは本当だった様で体は完璧に治っていた
(一体あの人はなんだったのだろう?それより早くママ達に会いたい、ここで待っても会えなかったってことはきっともう街に向かったんだ)
私は早く街に向かうと心に決めた
マリーはあの後気合いで崖まで走り魔法で穴を開けて入り口をまた魔法で塞いだのちに気絶しました
冒頭意識飛ぶまでは横向きに寝ている体勢です。最初から一切動いていません。横向きのまま吐くとか言うなかなかにクレイジーなことしてます。
次回予告
さぁて次回以降の異界神話は?
こんにちはマーガレットです。
うちの子が毎回お世話になっています
マリーは無事とは言い難いですけどそれでも生きていてくれました。会えるといいですね。
これからも見守ってやってくださいね
次回
マリー、初めての街
次回もまたみてくださいねぇー
じゃんけんぽん(チョキ)
うふふ
今回の次回予告は某有名な魚一家の話の次回予告のパロです




