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21話 マリー、決断

短めです

後半はスキンヘッドの男視点

ドンッ

体が後ろへ弾き飛ばされる、背中から木に当たり。地面へ崩れ落ちる

「おぇ」

ビチャ、ビチャ

口から胃の中のものが全部出た

身体中が痛い、息をするだけで激痛に見舞われる。

体が動かない

(しっかり、避けたはず。なのに、なんで)

私は確かに避けた、後ろに跳んだはずだ

治癒魔法を使うも、効果が薄い、それほどダメージが大きい。

「今のは決まっただろ、少なくとも肋はなん本か逝ってる。お前、地面も無いのに跳んだな、魔力の粒を自分の体から地面まで綺麗に並べたのか…やはり惜しいな、お前さんももう少し大きかったら、いい勝負になったかもな」

私は止めを刺そうと近づいてくるそいつが、怖かった、よく分からない力で私を殺しにくるそいつが。

私は、そいつとの間に土の壁を作る、その間に自分の体に木を絡ませて動かして逃げる。

無理矢理動かしてるからすごく痛い。目眩と冷や汗が止まらない。

まだ回収してなかった魔力を起点に煙幕を張る

暫く行った先に崖があったはずだ、すくなくともそこまで行けば逃げれる目も出てくる。

私は走った。倒れそうになる体に、とびそうになる意識に鞭をうち走った。

(あと少し、あと少しで、逃げれる)

「っ」

操作を誤り転けてしまった。

追い付かれたら死んでしまう…


―――――――


とんでもねぇ、それがそいつと拳を交えて得た感想だった

(魔力を操作して極小の魔力の粒の位置を完璧に合わせるなんざ人間業じゃねぇ)

俺は手足を切られた仲間の四肢をくっつけながら考えていた。

「リーダー、あいつ追いかけなくてよかったんすか?」

「あぁ、もう致命傷を負わしてある上級治癒魔法でもなおらないだろう、時期に死ぬ」

(あいつの才能は本物だった。冗談抜きでうちにほしいくらいだ)

「それよりも、貴重な上級治癒ポーションをあんなガキに使わせられるとはな、今回は大赤字だ」

「念のため、死体だけは確認しておけよ」

仲間たちが言う。

「あぁ後日それはするとして、一旦村に戻って治療をしよう、これはあくまでも応急処置だ」

「そんなことより俺たち、子供に負けたんだよな、それも魔法使いの」

「瞬殺だったな」

「リーダーは勝てたからいいじゃないですか」

「俺はあれは負けたと思っている、今回は撤退してくれたが、魔力を限界まで使う奥義を使わされた、反撃されたら負けていただろう」

(あぁ、もう一度戦いてぇな)

負けた悔しさを胸に、俺たちは村へ足を進めた

マリーに致命傷を与えた攻撃について

マリーは確かに拳は紙一重で避けてましたが、気の部分には当たっていました。

この攻撃は自分の魔力を相手の体内に流し込み掻き回すことで内蔵をズタズタにするというかなーり強力な攻撃です。

ちなみに後ろにとんでいなかったら、腹に穴が空いて上半身と下半身がさよならして即死でした。


男と仲間の性格

リーダー→粗暴に見えて誠実、一に仲間と自分の命、ニに依頼達成を、モットーに戦っている。強者と戦い、自分の力量を見たいと日々思っている。戦いは死力を尽くしてこそと考えるため、相手を怒らせたり、罠にかけたり平気でする。

チャラ男→リーダーを尊敬している。気を使った剣士。チャラいが大事なところはしっかりする。

モブA→魔術師。並みより少しできる程度

モブB→弓矢を使う。斥候職。攻撃力はあまりない。それでも、並みの剣士よりは攻撃力はある

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