05.低確率って何パーだ??
ほんとに久しぶりですみません
私生活が落ち着いてきたので再開しようと思います。何卒
瑠莉香の説明を聞きながらオシャレな建物に来たわけだが、とりあえず中に入ってみるとするとしよう。
「ヨウコソイラッシャイ!」
建物に入ると建物の奥にいるフクロウ型のロボットが近づくと同時に突如話し始めた。
「これはなんだ??」
「これが職業セレクトをさせてくれるロボットだよ!」
仁斗の疑問に瑠莉香が答えてくれた。
「1回そのロボットの前に立ってみて?
職業を選ぶ画面が出てくるでしょ?そこから自分の好きな職業を選ぶことができるの!」
「言いたくはないが、俺は魔法少女装備だけどその辺は選択に影響は出ない、よな?」
「装備によって影響なんて出るわけないよスイシン!笑 それで影響が出たら最初の装備選択の時に表示されるでしょ!笑」
「あ……それもそうか 、ひとまず安心したぜぇ〜、」
仁斗はそんな自分の装備の心配をしつつも職業には影響が出ないことを知って安堵の表情を浮かべている。
いや〜、どれにしようか。職業が沢山ありすぎてアタッカーにしようと思ってたけど、これじゃ思わず悩んでしまうじゃないか──────
数分経った頃、俺と仁斗は職業を決定した。
「俺はこれにしたぜ!【聖職者・鍛冶師】!
ハンマーをメインの武器として戦うサブアタッカーって感じだな!それプラス!素材を組み合わせて武器を作ることもできる鍛冶師もついてるからお前たちのサポートも少しは出来ると思うぜ!」
「いいね!スイシンらしいよっ!結構人気職らしいしサポートもちゃんとよろしくねっ!」
仁斗はアタッカー兼サポーターもできる万能職にしたのか!魔法少女がハンマー持って戦うと思うと少し笑えてくるが、笑笑
「お兄ちゃんは何にしたの?」
「俺は戦うことをメインに意識したんだが、1個分からない職業があってだな、え〜〜っと、この職業はなんだ瑠莉香?」
「ん〜っと?どれどれ〜?ん?何この職業?私も見た事ないし、今調べた感じこれまでで誰にもこの職業が表示された形跡はないし……これなんだろう?」
「…………!」
「ん?どうしたスイシン?」
俺は瑠莉香と一緒に分からない職業について話し合っていた時にふと仁人が驚愕した顔をしていることに気がついた
「お、おい、ヨウリン、落ち着いて聞いてくれよ?」
「ん?おう。さっきからそんな驚いた顔してどうしたんだよ?」
「お前の選択画面に表示されてるその、進化する者ってやつ、もしかしたら超低確率イベントのひとつかもしれないんだ……」
「………?ってことはどれだけ調べても出てこない職業ってことは、このゲームのプレイヤーが何百万といる中で俺一人だけしか出てきてない、ってことなのか…?!」
そんなことが低確率イベントがこんな初心者に起こっていいのかこれ?!しかも画面の下には
【表示条件:完全ランダムなプレイヤーに超低確率で表示される】
って書いてあるし、完全に俺なんかやっちゃいました?って感じなんですけど?!
「お兄ちゃんお兄ちゃん、!その職業が超低確率だってことは一旦周りには知られない方がいいかもしれないね、」
「「なんでだ?」」
「えっとね、これはスイシンにも関係することなんだけど、プレイヤーの中には他のプレイヤーの職業を奪い取って、自分の職業に増やしちゃうような能力を使ってくるプレイヤーがいるらしいの、どこでその能力をゲットするのかは分からないんだけど、そいつに1度奪われちゃうとその職業以外をまた再選択して一からのスタートになっちゃうんだって、」
なるほど…ならどこにいるかも分からないそいつにバレないためにはここだけの秘密にした方が良さそうだ──────
ちなみに瑠璃香はゲームを始める前に、いつでもアバターの見た目を好きな服に変えるスキルに憧れてしまい、その時からずっと職業は決めていたのだとか。だから、ここに来て即決で【魔術師デザイナー】にしたらしい。優柔不断じゃないのはいい事だぞ我が妹よ、将来はモテモテになっている事だろう。
………あれ?ってことは瑠莉香はずっと近くにいる魔法少女の服を着た仁斗には服を変えられることを一切言わないで泳がせてたってことか?笑
………さすがに面白すぎるだろ笑笑
そんな俺達は、ゲーム初出現の珍職業を引いてしまったことに驚きつつも、一旦職業選択を終え、次の場所に向かおうとしていた。
次回、お楽しみに




