終わりと始まり
初めての物語を書くので面白くないかもしれませんが、自己満で書き進めてまいります。
ゲームの世界が舞台となっているのでもし気になった方は是非よんでみて下さると嬉しい限りです
「やっと来れたぞぉぉぉぉぉ」
俺の目の前にいるのは最後のダンジョンに膨大な時間を費やしてたどり着いた場所であり、このゲームのクリアに繋がる敵、
すなわちラスボスがいる。
いるにはいる、いるんだが、その〜、目の前で言っていい事なのか、?
「怒るなよ、?怒らないで聞いてくれよ?
お前·····容姿キモくn……… うぉっ?!?!」
反抗スピード鬼かよ!いきなり殴ってくるのは反則だろぉぉ!!?
元はと言えば、俺が先に言ったのが原因なんだが…
今はそんなことを考えている暇は無い!!
このゲーム「インセクトダイブ」は、登場するキャラクターがほぼ虫である。
それゆえ、有名会社【ランスアット・ブレッド】の新作ゲームだとしても虫嫌いの人からしたら最凶&最悪のWパンチ、そして、有名会社なだけはあり無駄にクオリティが高い、なのでいくらなんでも耐性がある人でないとゲーム開始30分でさえ辞める人が出てくるほどなのでこの会社のゲームの中でもプレイ人口が他と比べて極端に少なくなってしまっている。なんでこんなゲーム作ってしまったのだろう、、
てなわけで、買ったゲームは絶対に“クリアする”という自分の中の絶対ルールがあったがゆえ、ラスボスまで来れている訳だが、この敵の形容するならば…そう…カブトムシの頭をしているが胴はヘビという表現が1番あっている気がする。
「ぉ?!っとあぶねぇじゃねぇか!!!」
相手を自分なりの分析をしていたら急に、しなった体をバネのように反動をつけてジャンプ、したと思ったら、そのまま頭を逆さに突撃してきた……こりゃ当たったら即死だな。
ここまでの戦闘で気づいたことと言えば、このボスは大体の攻撃がさっきのような捨て身のような攻撃でばかりであり、もう開始約20分が経とうとしている現在であるが、もう相手のHPは4分の2になってしまっている。
こいつ……もしかしてよわい?
そう、このゲームを最後まで来た者は必ず感じること、それはここまでたどり着く労力とは裏腹にラスボスが弱すぎるということだ。運営は最後まで来るプレイヤーが少ないことからラスボスを弱くするという普通とは真逆の暴挙に出てしまったが故、クリアの達成感が薄れてしまっているという欠点が浮き彫りになってしまっていた………噂には聞いていたがどうしちゃったんだよこのゲーム……………………
「はぁぁぁ〜、」
結局ラスボスを、これまでのゲームで鍛えた反射能力で逃げ回り、ほぼノーアタック終わらし、イヤリング型ギアを外す。ノーダメは聞いたことあるけどまさか攻撃しなくてもラスボスが終わってしまうとは、少し拍子抜けだったな……は、はは……
だが、ラスボスのみ手応えがなかったものの、
メインストーリーには、装備の周回やオンラインでのボス討伐クラン制作などやり込みは多かったため、ゲーム自体は世間の評価ほど悪いものではなく、結構面白かった。
またゲームをクリアしてしまったし………
他のゲーム探すしかないかぁ…何か面白いもんねぇかなぁ〜…………
ゲームをクリアしたが、普段とは違う達成感なのかなんなのかよく分からない奇妙な気持ちのまま、いよいよ迫ってきてしまった始業式の日。
ドキドキワクワク、多種多様な思いを抱く恒例行事...
そう。クラス替えが迫っている。
俺の通っている高校、桜見路学園は始業式と入学式が同じ日となっている。
俺が去年入学した時は身長が低めだったため通学路に年上のイカつい高校生に多少なりともビビってしまったほどだ。
うぅ、思い出したら情けねぇぞ、俺、
そんなことを記憶の中から引き出し、明日から高校2年生になるための準備に取り掛かっていく。
なんだこれ、ムズすぎやしないですかこれ
自分の描きたい舞台となるゲームは次かその次位で出てきます。お楽しみに!