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41話 帝都派遣隊

今日は結構少なめになってしまいました。

現在夏に向けて書き溜めをしています。

次回あたりからそれが終わって投入できると思いますのでしばしお待ちを!

「報告、騎士団が最終防衛門であるグレイ関門を越えました。あと2時間で到着の予定です」

「報告ご苦労、引き続き監視せよ」

「はっ!」


 リールが伝達兵からの報告を聞き戻ってくる。


「どうやら騎士団は急ぎ足で来ているようです」

「わかった、まあ南部の馬で北部の山道を歩くのはつらいからね」

「はい、通常なら我々の2倍の時間がかかりますが今回は少しかかったくらいです。殿下を一刻も早く連れて行くつもりでしょう」


 今僕たちは別れる前で最後の朝ごはんを楽しんでいる。


「そういえば、今回僕を連れていく理由だけど、わかった?」


 僕を帝都に連行する理由はまだわかっていない。

 本来なら少なくとも次期皇帝が決まるまで放置して、それから政略結婚させるなり利用すればいい。

 それが何故今のタイミングなのか、、、

 知るためにリールに帝都にいる諜報部隊の動員をお願いしていた。


「おおよそはわかりました」

「本当!」


 さすがリールだ。

 僕のお姉ちゃんは世界一の戦略家だ。


「様々な理由がありますが、主なものとしては派閥争いが挙げられます」

「派閥争い?」

「はい、帝都は今殿下以外の皇子や皇女が中心となりいくつなの派閥を形成しています。帝国の法律に忠実になるならば皇太子が次期皇帝なのですが皇太子の派閥に対等な力を持つ派閥ができ、各派閥が玉座を狙って暗躍しています。おそらく殿下を引き込めば玉座が少しでも近くなると思ったのでしょう。」

 

 玉座争い、、、

 8年前、それが原因でお母さまと離れ離れになった。

 またそれに巻き込まれるのか

 

「どちらにせよ、僕はどの派閥にもつく気はない」

「もちろん承知しております」

「どこかについてもそれが負ければ島流しだし、勝ったとしても利用されるだけだからね。僕の勝利条件は正式に北部を家と定義して帰ってくることだから玉座なんて勝手に奪い合ってればいい」

「それでこそ殿下です」


 リールがにっこりと笑って賛同してくれた。


「そういえば姫様、連れて行く兵は準備できているんですか?」

「もちろん」


 テーブルの反対側に座ってシチューを食べていたベルトンが言ってきた。

 ベルトンは北部に残る。

 彼は近衛隊を除いて最強の練度を誇る先鋭、第一軍団の総指揮官なのだ。

 新設軍団ならともかく軍団長が離れることはできない。

 その代わりに護衛隊の指揮役としてついてくるのが、、、


「安心してください。たとえ兵が0人であったとしても私がお守りできます」


 エレナさんだ。

 エレナさんの第二十五軍団は一時的に副軍団長に預けられる。

 その代わり彼女は唯一の軍団長としてついてくる。

 単一の戦闘力で選ばれた。 

 彼女がいれば1万でも2万でもたやすく葬ってくれるだろう。


今日は結構少なめになってしまいました。

現在夏に向けて書き溜めをしています。

次回あたりからそれが終わって投入できると思いますのでしばしお待ちを!



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