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冥界の王

ゼウス「このままだと負けるじゃろう…」


拓人「この状況を突破出来る方法はある?」


ゼウス「うーん、無くはないのだが…」


拓人「何?」

拓人は目を輝かせて聞いた


ゼウスは深刻そうな顔をした。

「この技を使うと君の体が耐え切れなくなり大怪我をするかもしれない。」


拓人は唾を飲んだ


ゼウス「少年、どうする?」


拓人は無言でゼウスを見つめた


「やるよ」


拓人「それが平和のためになるならね!」


ゼウス「分かった。いくぞ!」


ゼウス「この技はサンダーと違って君自身が雷を纏って突進するのじゃ!」

拓人「やろう!」


ゼウスは頷いた


ゼウス「電流疾走‼︎」


拓人の周りに稲妻が走っている。拓人は物凄い速さで突進した。


ケルベロス「は、速いっ!」


ドンッ


ケルベロスと拓人は衝突した。ケルベロスが衝撃で吹き飛んだ。


ケルベロスはすぐに体制を整えた。


ケルベロス「技を使ってきたか。実はな、俺も技は使えるぞ。」


ケルベロス「ヘルクロー(冥界の爪)」


ケルベロス「ワン!」


ザシュッ

ケルベロスの爪が拓人を引き裂いた!


拓人「っっ…」

ケルベロス「ヘルハウリング(冥界の咆哮)」


ケルベロス「ワオオオオオオン!!」


拓人「うっ… 耳が!」


ケルベロス「ヘルクローは技自体の威力は弱いが、物凄い痛みを感じさせる技だ。ヘルハウリングは咆哮で相手を怯えさせる技だ。」


ゼウス「いくぞ!電流疾走‼︎(ライジング)」


ケルベロスと拓人は衝突した。


ケルベロス「速い、が!!これくらいガードを固めたら耐えれるぜ。」


ゼウス「これはかなりまずいな… いわゆる絶体絶命と言うものか…」


その時です。


「待たせたな。後は俺達に任せろ」


拓人「誰⁉︎」


ゼウス「こ、この声はまさか…!」


ハデス「俺達も、」


乱斗「タッグを組んだのさ。」


拓人「あれは…隣のクラスの乱斗君!あんまり見たことないけど、美男子で女の子達からモテモテらしい…」


ケルベロス「ハ、ハデス様!」


ケルベロス「し、しかし今、人間を乗っ取った俺は、ハデス様も怖くないぜ!」


ケルベロス「こうやって小僧の中に入ればよぉ…」


ケルベロス「ほら!この状態で俺が攻撃を受ければ、この小僧が攻撃を受けることになるぞ!そんなことは出来ねぇよな!」


乱斗「僕達には、そんなのは関係無いね。」


ケルベロス「おぉ?なんだ?まさか、この小僧を殺すと言うのか?」


乱斗は攻撃の体勢を整えた。


拓人「攻撃しちゃったら!健太君が!」


ゼウス「まぁ信じてくけ。兄は必ずやってくれるさ。」


ハデス「冥界の死者達よ。集まれ。」

空からまるでお化けの人魂みたいなものがたくさん降ってきた!


拓人「お化け!?」


ゼウス「あれは全て死者の魂だ。ハデスは死者を使うことができるのじゃ。」


死者の魂達が健太の体からケルベロスだけを抜き取った!


ケルベロス「あれ、あれ、なんで俺空に浮いたんだ?うわ!俺、死者の魂に運ばれてる!また地獄で仕事しないといけないのか、トホホ…」


健太「あれ?俺何してたんだろう。うわ!もう空が暗い。帰ろう。」


ゼウス「ハデス、ハデスとタッグの少年、ありがとう。」


ハデス「こ、これはお前達の為にやったんじゃない!その、ケルベロスを戻す為に、や、やったのだ。」


ゼウス「乱斗君、兄はこんな奴だが仲良くしてくれ」


乱斗「あははははは」

拓人「あはははははは」

ゼウス「あははははは」

ハデス「わ、笑うんじゃないっ!」


次の話に続く!

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