夕暮れ時に
掲載日:2020/05/17
夕暮れ時に
私はいつも決まって思う
明日の事 過去のこと いつかみていた空想の世界
君がいた頃の話
目の前がエピローグを知らせている最中
ただ無性にそんなことを考える
私はいつもぼんやりとする
忙しない1日 全てが凍りついてみえる世界
列車はずっととまらないまま次の目的地へと蝋人形
のような私を向かわせる
夕暮れ時に
あの頃みたいに笑っていられているだろうか
明日がくれば明日になればーー
ただ無性にそんなことを夢みていた
夕暮れ時に
悲しい匂いのする街の公園で
一人で気の抜けたビールをのむ
明日がこなければ良い
ただ無性にそんな卑屈なことを考える
夕暮れ時に




