手袋を投げることがなぜ決闘の申し込みとなるのか?
ググっても不明なので自説を述べて諸兄の見解を伺いたい。
手袋で相手の頬を打つか投げつけることにより決闘の申し込みを行うという作法を目にしたり聞いたりしたことがある方は多いと思う。
では、なぜ手袋なのかということが気になって調べてみたのだが由来が解らない。
そこで思い立った仮説が二つ。
武人が相手を侮辱する行為として”篭手を投げる”というものがあるらしい。
少しでも剣を齧ったことがある方なら解ると思うが、”お主など片手でも十分”と告げることと同義であり、これに反駁しなければ格下であることを認めたことになる。
それを否定するためには、投げ捨てられた篭手を拾い、相手に返して尋常の勝負を挑むしかあるまい。
騎士階級と言えど日常的に篭手を装備している訳ではないので、時代が下るにつれて手袋で篭手に代えたのかな、というのが第一の仮説です。
でも、感染症対策なのか平素から手袋を着用する習慣があった騎士階級では単に汚いから侮辱の意味で手袋を投げつけたのでは?という第二の仮説も浮上してきており迷っている次第です。