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夢の中の少女の求めるものは  作者: まぐろどん
9/43

[2日目朝]

「んぁーゎ」

眼が覚める。朝はどうも苦手だ。重力に逆らい重い体を上げなくてはならない。時には、この瞬間に限りとてつもなく大きな万有引力でも働いているのでは、とすら思うこともあった。………そして失敗に気づく。目覚ましをかけ忘れたのだ!!





「ふぁっ!?」




時計を見る!9時!9時!?…9時…

思ったより軽傷だった。その理由はすぐ分かることとなる。

「ご主人様ー?お目覚めになられましたー?あと1時間と仰ってたのでしっかり起こしに来ましたよー。」

天使がいた…扉越しに…

「あぁ、ありがとう、目が覚めたよー」

「それなら良かったです」

扉を開けるとルナちゃんがニコッと眩しすぎる、朝日以上に輝く笑顔で立っていた。

「それじゃぁ、朝ごはんにしようか」

「あっ、私の分はありますのでお気になさらないでくださいね!」

「あぁ、そう?ならそうさせて貰うね」

台所へ向かう。目玉焼きもベーコン焼くのも慣れたものだ。小学生の頃、目玉焼きを作ろうとして、スクランブルエッグとかつくってたっけ…得意げな表情してたなぁ…あの頃。卵をフライパンの上で引っ掻き回しただけなのに…。

残念ながらここにはパンが無かった…いや、贅沢はいけないな。米があるじゃないか!日本人なのだ!米を食おう!そして、朝ごはんは流し込むようにして平らげ、釣りへと向かうのだった…。

スクランブルエッグの話、実は実話です

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