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夢の中の少女の求めるものは  作者: まぐろどん
4/43

[1日目昼]前半

片付けなんてね?捨てるものとか残すものとか決めるのに時間がかかるだけで、掃き、掃き、払い掃除だけなら早いんですよ。その間ルナと名乗ったその少女は邪魔になるかもしれないと思ったのか、てこてこと湖の方は小走りで走って行った。…うん、年相応の良い子かな。

「ふぅ…時刻は…昼頃か」

俺は黒島さんから受け取った弁当を開く。季節は夏、弁当は冷やし中華!くぅぅ!分かってるぅ!

「とりあえず荷物整理だけして…早速釣りに行くか。1日1度黒島さんの賄いだとしても3食食べるなら2食は必要だしな…魚生活かぁ…」

冷やし中華を胃袋へ流し込み、そのまま準備を始める。

「キャーーー!!」

悲鳴が上がる、玄関の方からか!ルナに何かあったのか!?それでは黒島さんに申し訳が立たない!!

「おい!どうした!?」

「ピーーー!!」

急な登場にイルカ顔負けのモスキート音を上げる…なんかショック…

「…あ、すいません、ご主人様でしたか…」

申し訳無さそうにルナがこちらを見る。

「いえ、少し…というか大分、お家が綺麗になってたので…異世界にでも来たものかと…」

大袈裟だった。

「片付け無かった方が良かった?」

「いえ!そんなことはございません!私が綺麗なお家というものに慣れていないだけでございます!」

「なら良かった」

うん、良い子、めっちゃ良い子…涙が出ちゃう

「ところで、この後釣りに行くんだけど、一緒にどう?」

「あー…では私は後ろから見ているだけで良いでしょうか?」

「いいよ!それじゃぁ行こうか、準備しておいて」

俺は釣竿などを用意し、出掛ける準備をする。ルナは玄関で突っ立ってる…目を白黒させて…服がそれ以外にはないのかな?今度黒島さんに頼んでみるか

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