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夢の中の少女の求めるものは  作者: まぐろどん
39/43

[叫び]

「やめて!!」

大声を発したのはルナだった。

「良いわけなんてない!私はまだ知らない遊びは沢山ある!知らない場所も!空気も!食べ物も!魚も!動物も!言葉も!満足なんてするはずない!!それでも!これが私に定められた運命だから!抗ったらいけないから!従うしかないの!分かって!!分かってよ!!私はこの5日間で誰にも負けないと胸張って言える幸せを貰ったの!!それで私は満足なの!満足しなきゃいけないの!!勝手に運命を変えたら、私はまた不幸になる!!きっとまたひとりぼっちだ!!もう嫌なの!!1人で寂しく蹲るのはもう、嫌なの!!でも…なんなのこれ!心の奥底で嫌だ!嫌だって言ってるの!分からないよ!私はどうしたいの!?私はもうひとりぼっちになりたくなくて、だから成仏しなくちゃいけなくて!でも、心ではそれを拒んでて!なんなの、これ!?分かんない!分かんない!分かんない分かんない分かんない分かんない分かんない分かんない分かんない分かんない分かんない分かんない分かんない!!訳が分からないの!!説明してよ!誰でも良い!!ご主人様でも!黒島さんでも!おじさんでも!襲ってきた霊でも!父でも!母でも!おばあちゃんでも!おじいちゃんでも!先生でも!同級生でもいい!答えてよ…答えくれないと…分からないよ…」

彼女の悲痛な叫びが聞こえる、俺はなんと答えるべきだ?今のこの子は幸せなのか?成仏出来るのか?…分からない。答えなんて…出てこない…俺は…1番最悪な、最低な答え方をする


「自分のしたい事を叫べばいい」


「自分の…したいこと…?」

あぁ、これで成仏したいと言ってくれれば良い。それで全てが丸く収まる。紆余曲折あったが、最後の最後に本音で語れて良かった。…さよならだ




「私は…私は………




ご主人様と、ずっと、寄り添いたい!!」

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