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[4日目 日記]
花火を堪能して2人で部屋へ戻る。もうルナは俺の前で幽霊の行動の遠慮は無くなった。ドアをすり抜け部屋へ戻っていった。俺も部屋へ戻る。
しまった…昨日日記書いてないじゃないか…過ぎたことは仕方あるまい、2日分日記を書いたりするのは嫌いなのだ。
「4日目、どうやら風邪を拗らせ、倒れたらしい。看病してくれたルナを誤解し、酷いことをしてしまった。今度、何か償いとして何か買ってやるか…。ただ、俺がルナに愛を教えるのは償いではない。俺がしたいから、そうするのだ。今日は色々な遊びをした。しかし、依然として彼女の喜怒哀楽は一定値を超えない…。バーベキューも、花火もやった。喜や楽に蓄積されると良いのだが…。明日が最終日。なんとしてでも、ルナが成仏出来るよう、全力を尽くす。
追伸
出費がかさみました。それがなんだ。また働けば良いだけだ」
電気を消し、目を閉じる。ぶっ倒れる訳でもなく、ちゃんと布団につく。目覚ましもかけた。意識が落ちていく中、一つの声が聞こえた。
「今日は、ありがとうございました」
それはとてもとても可愛らしい声だった




