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[1日目早朝]前半
足場の泥濘む中進むとホントにログハウスがあった…凄い…。何故普段釣りしてる時に気がつかなかったのかと思うほどの大きさだった。何やら豪華な庭のような場所を抜け、扉に手をかける。
ギィギィギィィ
凄まじい悲鳴を上げながら扉が開く
「おかえりなさいませ!ご主人様!!」
???おかしい、メイドを雇ってくれてるなんて言ってなかったではないか…。見た目は黒髪、色白、ショートカットのよく似合う…10歳くらいの少女だった。一言言えば、服はボロ布を被せただけのような服を見に纏っていたことくらいか。
「あ、どうも」
一瞥しつつ、内心歓喜の舞を踊り狂ってる人がそこにはいた…。俺だった…情けねぇ…。
「えっと、君は?」
「あっ!申し遅れました!私ルナと申します!このログハウスに住み着いております!」
なるほど、住み込みさんかな…ならば掃除やら片付けやらすぐに済むのでは!?やったぜ!!
「掃除、炊事、洗濯」
なるほど、セリフをぶった切ってでも俺の名推理を言いたい、この娘はこの後、なんでもお任せください☆(裏声)と言うのだろう!
「なんでも出来ません!」
ほらな…………
は?
は?