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夢の中の少女の求めるものは  作者: まぐろどん
11/43

[2日目夕方]

「いやぁ、どうです?ヌシは釣れそうですか?」

黒島さんが賄いを持ってきてくれる。

「ははは…まだこれからですよ」

2日間続けて釣りをし、この結果。当然釣れると思ってないが、気力は削れるもの。

「元気出してくださいよ!ほら、お届けものですよ!」

包みとレシートを渡される。あぁ、服頼んでたな。手元の財布から万札を取り出す。レシートは見ない。フッ、カッコつけさせてくれ、こうでもしないとやってられないんだ

「釣りはいりませんよ。」

「いえ、あの、すいません」

「なんの、普段良くしてもらってるお礼です。お納めください。」

「いえ、そうじゃなくて」

「ふふ、足りなかったですか?」

「あ、はい、あと2枚ほど」

「お礼にそこまでねだるとは、あなたの欲深い人だ」

「いえ、そうではなく、そろそろレシート見てください」

「確認作業か、いいでしょう」

レシートを見る。3に0が付いている。なるほど30000円ね…三万円!?

「あの…すいませんでした。」

「いえ、お疲れなのでしょう、ごゆっくり…」

「はい、ヌシ、頑張りますので…」

カッコつけるとダサくなる…教訓になりました

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