表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢の中の少女の求めるものは  作者: まぐろどん
10/43

[2日目昼]

相変わらずよく釣れる。霊さえいなければ人で溢れかえるだろう。…いや、人がいないからこそか?

しばらくすると可愛らしい音でも出そうな走り方でルナちゃんがやってくる。

「ご主人様、どうです?釣れてますか?」

「うん、釣れてるんだけど、釣りたい魚は釣れてないかな」

「ほぉ、釣りたい魚ですか?」

「そう、今回はそのために来たんだけどね。」

「それは一体どんなお魚で?」

「俺はヌシって呼んでるんだけど、とても大きくてね、あれは6mはあると思うね」

「え…私、そんなお魚見た事ないですよ?」

「だからこそ釣りたいんだ!ジンベエザメにも負けず劣らずの巨大ザメかもしれない!」

「…ジンベエザメ?」

「あぁ、今生きてる魚の中で1番大きな魚。大きいのだと10mもあるんだ」

「なるほど、そんなに大きなお魚が…その竿で釣れるものなのですか?」

「大丈夫!この竿はちょっと特別でね、重たいけど、かなり頑丈なんだ。鮪やカジキなんかも一本釣り出来るんだよ」

「凄いんですね…応援してます!」

「そうだ!無事にヌシ釣ったら一緒に行こうよ!ジンベエザメ見にさ!」

「あっ……えぇ、そうですね」

ルナちゃんは歯切れ悪く微笑んだ。あぁ、そうか、黒島さんから許可取らないといけないか…うーむ直談判でいけるものか…



時計の二本の張りがてっぺんを指す。しかしヌシは釣れず、昼休憩とすることにする。

「ルナちゃん、昼ごはんに…」

ルナちゃんの姿はそこには無かった。先に帰ったのだろう。今日の気温は体感34度、日陰でこれだ。仕方あるまい。1人で釣った魚を焼いて頬張る。その間、釣り糸は垂らしていたが、ヌシが釣れることは無かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ