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生活モニュメント[7]

現存

作者: 袋小路 めいろ

汚いモノも綺麗に汚いままで

そのままで

受け入れよう

汚いモノを無理矢理

綺麗にしてしまう

そんな醜い行為を

僕らは憎むべきだ



力の有無を隠して

心の静と動

有耶無耶にして

真っ当な理想像と

今に相応しい形に

そんなの

こじんまりとした

悲しい小さな雪だるまみたい



押し固めた冷たさに

気づいていたら

温めてあげればいい

無理なんてない

それを証明する為にも

僕らは生かされている



汚いモノも綺麗に汚いままで

そのままで

受け入れよう

当たり前を疑いながら

1番は何かを考えながら

大切なモノを大切にしながら

少しだけ無駄に生きながら

僕らは時代をつくっている



逃げられない過去も

覆われた未来も

何もない今も

どうでもよくなった事も

他人には関係ない

その価値は

知らないふりをされている



月に値段がついたように

僕らは値踏みされている

命の値段は確実に存在する

だけど

悲観的に見る事はない

認識された結果

存在を確認した

そんな感じなんだ

値段の大小は

自分で決めれるんだから

自分の説明は

自分がしなければならないけど



汚いモノも綺麗に汚いままで

そのままで

受け入れよう

どう変わったかを

他人に評価されても

虚しいだけだ

僕らは他人に同意されたいだけで

評価までを望んでいない

価値あるものは自分にしか

わからないから

全部見てるのは自分だけだから

誰にも負けないんじゃなくて

自分自身に勝つことが

この世の成功であるなら

その成功に価値をつけれるのは

自分以外いないだろう



汚いモノも綺麗に汚いままで

そのままで

受け入れよう

正しい事が汚い事でも

綺麗な悪魔が存在しても

僕らが醜いモノだったとしても

そのままで

受け入れよう

それがこの世の

不正解だったとしても










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