16年 立秋 「やっぱり鶴が好き」
う~ん……どうしたって原作に思い入れがあるとキャラと声が合わなく感じてしまうとは思うけど、そういうのとはまたちょっと違うカンジもしてます……。
ということで、今回は期待していた「3月のライオン」の声優について、今の時点(第2話まで視聴)での感想を書いていこうと思います。
まぁ、2クールだったという事もあり、少しだけ書いておこうかなと。
なぜ、そんな事思ったのかというと、ずばり面白くなかったからです(現時点)
まず、アニメの印象としては正直びっくりしましたね~……シャフトにしてはかなりお堅く来たな~と思います。原作に忠実と言えば聞こえは良いかもしれないけど、アニメにした事での良さ、面白さってのが今後不安になる1~2話でした。ってか、将棋……普通にするんだね……。
音楽も自分としてはしっくりこないですね~、どういう意図なんでしょうかね? というか、どういう表現で伝え方でお願いしたんだろう? とかって思ったりもします。
歌もOPとEDの両方をバンプにしないで、どちらかは女性の歌の方が良かったのかなとも思いますね。
とまぁ、その辺はさておきまして……本題の方にいきますか。
まぁキャスティングは大体予想の範囲内ではありましたけど、一部の声優さんの声そのものが予想の範囲外でしたねぇ~(笑)
やはり河西健吾は3月のライオンをやるには実力不足感がありますねぇ……経験不足というか。モノローグや語りの部分であったり、ふとしたリアクションであったり、細かいとこでの声の出し方(具体的に言うと胃の中のものを吐く音とか)が物足りなく感じております。
主人公に独自性を出すために新人級の声優、他の作品での印象が強くない人を抜擢するのはよくわかるんです。作品の顔となるキャラが他の作品のキャラに印象が引っ張られちゃうのは良くないですからね。
で、その結果お芝居が上手くいかなかったとしても実力不足だったとしても、声だけでもキャラと合っていれば、キャラの声として独自性が出せていればアニメ作品としては形になると思ってます。もちろん限度はあるけどね。
前に予想した三女の役に久野美咲を挙げなかったのは、自分の中に蓄積された久野美咲の声の印象が三女のモモと合わなかったからなんです。しかし決まったのは久野美咲なわけで「もしかしたら今までと違った声質なのかな?」と思っていたのに……今までの久野美咲のまんまじゃねぇか! そしてキャラに合ってねぇし! 大人の事情とかで納得できねぇよ! 以上。
岡本信彦は近頃良くないですねぇ~……岡本信彦の演じる二階堂の声は本当に違うかなと思います。
なんというか、可愛くないんだよね(笑) 自分としては二階堂って可愛さもあるのが良いところだと思ってて、今の感じの声だとちょっとウザ熱くなっちゃってるんだよなぁ。
だから梶裕貴で決まりだって言ってたのに、なんで「クラシカロイド」に持ってかれてるんだよ! 梶君なら可愛さも熱さも出せたよぉ……もっと魅力あるキャラになってたよぉ……。
一回、画面を見ずに3月のライオンを流して聴いてみたけど、岡本信彦の声が一番キャラをイメージできなかったよね。声にぽっちゃり要素も無いし、少年感もあまり感じないんだよ……しっかりしてくれや。
ただ「とある魔術の禁書目録」で見た時は、初めて出てきた時の声と少し慣れ始めてきた時の声が違ってたりしてたんで、そういった事を踏まえるとこれから良くなってくる、かもです、ね……。
そしてもう一人画面を見ないで声を聴いた時にキャラをイメージできなかった、櫻井孝宏もこの先心配ですね。なんだろ、やる気ないのかな?(笑) 「響け! ユーフォニアム」で感じる様なキャラ感というか面白みが無いんですよね。なんだろ、役作れてないのかな?
でも、意外と本当に役作れてないのかもなぁとは思える様な事が「のんのんびより」というアニメの第2話でも起きてて、サブキャラとして出演していた佐藤利奈がおもいっきり役を勘違いしちゃってた事があったんですよね(笑) 駄菓子屋を営んでる不良気味のお姉さんの役なのに完全におばさん(あるいは婆さん)の声でしたからね!
まだ2話だし、もしかしたら、そういう事だったり……しないか(苦笑)
実際に声を聴いてみても、自分としてはやっぱり杉田智和と櫻井孝宏は演じる役が反対だったんじゃないかと思ってます。櫻井孝宏の声だと「林田」がちょっとカッコよくなりすぎてる感じがします。
それにしても、藤原啓治は絶対出てもらえたよなぁ、「後藤」はハマると思うし「藤本雷堂」も全然ありだし、子安武人がやらないなら「滑川」も意外といけちゃいそうだし……ってか関係ないけど滑川って「幽遊×ハンター」って感じだよなぁ。
はぁ~ぁあ……まぁ、しょうがない事なんだけどさ、すげー悲しいよ……まぁ、とにかく何はともあれとりあえず、帰ってきてさえもらえれば、マジでそれだけでいいんですけど。