16年 夏 その4 「忙っち」
16年夏の第4回目は「あまんちゅ」に出てた声優の感想を書いていきますかね。
まず、アニメの感想を書いておきますか。
なんというか、夕日……じゃなくて朝日の綺麗な海を見てるわけですよ、もう、目の前の光景がキラッキラしてるんです。日光が海に反射してとにかくもうキラッキラしてて、めっちゃ眩しいけど綺麗だなぁ~なんて思うわけです。
でも磯の香りはしないし、波の音や鳥の鳴く声なんかもしないなぁ~、ていうカンジ。
そんな景色を友達と5人で波打ち際に横に並んで見てる人達がいるんだけど、真ん中にいる子が左右にいる二人組と距離がなんか空いちゃってる、という……。
彼女たちの後ろの方に座って見てた自分は立ち上がり少し近づいてみようとして、ガンッ! と目の前に顔面を強打する。
あっ……ガラスケースの中にいるの忘れてた……。
はい。じゃあ、ちゃっちゃと声優の感想書きましょうか……
鈴木絵里は「ヘヴィーオブジェクト」に続いてJ.C.STAFFさんが目をかけてますねぇ。
まぁこの作品での鈴木絵里の印象はかなり良かったかなと思います。キャラとのシンクロ率も高かったと思うし、なによりもノッてるよ、声がさ。そのキャラの声だなって感じると自然と台詞も感情も伝わりやすくなって、キャラに重みが出来るよね。現実感が増すっていうのかな。新人だからこそ乗れる波みたいなもんに上手く乗れてる感じがします。
伊藤静の声はいつ聴いても面白いですねぇ~。好きだわぁ~。
憧れのお姉さん系キャラは抜群にハマってきます。親しみやすい大人の女性な感じは、面白さも兼ね備えてる伊藤さんだからこそですね。
ただ、キャラの見た目の部分でいうと、パッチリ目はちと合わないかも。自分としてはしかめ面の時の方がしっくりきちゃいました(笑)
あと、強めの物理ツッコミが自然な感じがして笑いやすいのは、伊藤さんの声があってこそだと思います。流石です。
大西沙織は、また「器の方もお召し上がりください」方式なんだねぇ……食器を作る気はないのかな?
新世代の人はM・A・Oといいこの人といい、慣れないなぁ。ハッキリ言って苦手です。
まぁ、でも、今回も声そのものは良かったと思うよ。キャラの声って感じがしたし、しっかり仕事はしたなって思います。
あれは、本当に井上喜久子だったのだろうか?
雰囲気は若干あったけどさ、あんなガラガラした声出しててびっくりしたよ。ってかあんな声出せたとしても出さない人だと思ってました。「純潔のマリア」の時も怖い声出してて面白いと思ったけど、この人は底が見えないっすわ。
今作品で主人公を演じた茅野愛衣は、どうしてあんなに声が軽く感じられたんですかね?
キャラに合ってない、という言い方もできるけど、それよりかは軽いっていうカンジなんですよねぇ……忙しいからかな? なんか浮ついてる感があります。
もしかすると1話の登場シーンが違和感につながってるかもですね。暗い感情から明るい感情になってるように感じるならいいんだけど、暗い人格から明るい人格になってる気がしちゃうというか、いやそれ人が変わっちゃってるから、ていう声になってるのが気になってんのかも。
あとは声に出してる台詞と、心で思ってるモノローグのとこのキャラがブレてるカンジもしたし、なんというかあの強めの香りも苦手でした。いい匂いの柔軟剤の香りだって強すぎると具合が悪くなる人もいるのです。
とまぁ色々書きましたけど、そもそもの話「あまんちゅ」という作品の照らしたい方向に自分は入ってないでしょうからね(笑)勝手に自分から「なんやナンヤ?」って入っていってるわけだし。
そう考えると自分ってただの蛾みたいですね(苦笑)
まぁ、蛾に響かなくても、人に響いてるなら良いのですけど。