16年 夏2 「食卓におじさんがいた方が、ご飯が美味そうに見える……のか?」
16年夏の2回目では「甘々と稲妻」に出演した声優さんについて書いていきます。
まずはアニメの印象ですけど、なんというか、ロシアンシュークリームを食べさせられてるのを見てるって感じですかね。ふわふわの生地に甘~いカスタードクリームが入ってるのを食べながら「美味しいね」なんて言い合ったりして、次はサクサク生地のホイップクリームの入ったのを食べようかってワイワイ楽しくやってる時に、急に、ワサビがツンってくるわけです。「あれ? なんでワサビ入ってんだろ?」みたいな「なんでワサビ入っちゃったんだよ……!」っていう感じかなぁ。自分としては、ね。
さて、相変わらずのよくわからん事を言ったところで声優さんの感想を書いていこうかな。
基本的には中村悠一と遠藤璃菜と早見沙織の3人での掛け合いがメインとなっていて、この3人しか目立ってないと言ってもいいくらいな感じでした。
そんな中でも中村悠一は新鮮な役だったですよね。哀愁漂う雰囲気を微かに纏いながらの優しい感じはよかったなぁ。キャラの見た目からいうと結構意外な起用だよね、メガネかけた優しいお父さんのイメージとか中村悠一には無かったよ。
遠藤璃菜は、まぁ、一球入魂って感じですね。今回演じたキャラに声を捧げたといいますか、このキャラの為の声になったと思います。
早見沙織に関しては、まぁ無難だったかなと思います。最初に見た時のキャラの見た目との違和感みたいなものが最後までちょっと残ってしまったのが、キャラというか見た目と声が自分としてはしっくりこなかったのかなと。
あと、前から気にはなってた事がこの作品では目立ってたかなと思います。
このアニメは学校の先生とその娘と教え子の3人で料理をするわけなんですけど、結構本格的に料理の工程を説明するんです。んで、その説明をする役が早見沙織なわけでして…説明がとても丁寧なわけでして…それが毎回の様にあるわけでして……って飽きるわッ!
料理の工程を説明するシーンってそんなに真面目にやる必要って自分は無いと思うんです。むしろ料理なんだから多少遊んでた方が楽しそうで良いと思うんだけどなぁ。もしこの役を若本規夫さんがやったとしたら、もう、擬音がすごい事になるよね! まぁあそこまではやらなくてもいいんだけど(笑)
早見の声の音色が素敵なのはもうわかってるから、これからはもう少し脇役で出てた戸松遥の「だね~!」みたいな旋律を、わかりやすく言えばキャッチーな音を増やしていってくれたら面白いなと思います。
ってか、久しぶりに戸松遥の演じたキャラをもう少し見たいと思ったよ。
あの声とキャラの感じ、わりと好みでした……。
あぁ、あと関智一と日笠陽子もいい味出てました。流石でした。