16年 秋4 「東大的会話術」
年明け一発目の今回は「オカルティックナイン」に出演していた声優さんの感想を書いていきます。
アニメの印象としては東大生同士もしくはメンサとやらの会員同士の会話を聞いてる感じでしたね(笑)
で、そういう事もあってか、声優の布陣は経験を積んできた実力の伴った声優が多くなってたかと思います。
ただ、自分としては一部の台詞の声の使い方に関しては、ちょっと思うところがありまして……。
基本的にアニメの声ってなにかしら加工して使ったりする事はあるんだとは思うんですけど、ただでさえあそこまでガチガチに型にはめなきゃの台詞を、さらに圧縮して使うのってのはなんだかなぁってね。
ちょっと機械臭すぎませんかね? って思っちゃったかなぁ。
まぁでも、ちゃんと言っておくと自分は別に専門家ってわけじゃなく、ただの素人なんで詳しい事はわかんないです。もしかしたら声優陣が頑張ってあの速さで台詞を言ってるのかも知れないです(苦笑)
だけど結果的に、人間味というか、キャラ感というか、声を通しての面白みを出すのが難しくなってたかなと思うんで、その辺はちょっと残念でしたね。
声優陣の印象としては、しっかりした方が多かったのもあってか全体的に良かったかなと思います。あの布陣なら、まぁ間違いは起きないですよね。
梶裕貴は流石の安定感でしたねぇ。ああいうコミカルなキャラ(って言っていいのかわかんないけど)もしっかりと面白くやれるのは梶君の魅力ですよね。あの声はなんでかへたれキャラに合うよなぁ。
佐倉綾音は年々面白くなってきてますなぁ。色々なキャラをやってきてると今回の様なキャラの時に活きてきますよね。すごく印象的だったし、昔より声がわかりやすくなってるのが、エエよね。
石川界人の声は、本当に知的なキャラやクールな性格と相性がいいですよね。聴いてて違和感ないもんなぁ。それでいて熱気も上手く加えられるのは石川界人の面白さですね。
柿原徹也を久しぶりに面白いなって思えましたねぇ、いやびっくり(笑) なんていうかアニメにスッキリというかハッキリしたのかなっていう近年の印象だったんで、ここにきてあれだけハマったキャラを見る日がこようとは思わなかったですね。自分としてはこの作品で一番面白かったと感じます。
はぐらかした見え見えな意地悪さの感じというか、嫌味っぽく相手の精神をかき乱す感じが、すごく面白かった。
ああいうカンジのキャラをやれるイメージが無かったんで意外でした。今後もああいうのあるかもしれないな。と、思っておきますかね。