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序章who 4
放課後、例の事件で部活は停止になっていた。生徒たちは生活指導の先生に学校から追い出されるかのように下校した。
まだ明るいのにな・・・
そんな事を思いながら歩いていると、正人は後ろから声をかけられた。
「中上くん、一緒に帰らない?」
この声は・・・陽夏だ。
「いっ、いいけど。」
昼休みに不機嫌そうにしてたのがまるで別人のようだった。
「昼休みになんかあったの?」
「嫌な事が少しあって。ごめんね、怒っちゃったりして・・・」
「なんかあったの?悩みならきくけど。」
「いいよ。もう終わった事だから。でも、ありがとう。」
「そう、ならいいけど。」
無言…
だいぶ、時間が経っただろう。
空はすっかり暗くなってる。
かなり山の方になってきた。
そして、立っている鬼・・・