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V.ブビリオフィリア

 ここ最近に有った出来事は、今までの平凡な生活を相殺するために詰め込まれているのであって、また、平凡な生活を送れるようになるのだと、自分に言い聞かせた。そうでもしないと、体がバラバラになり、その欠片が他者への告げ口をしかねないぐらいに、告げ口をしないと精神が保てなくなりそうなぐらいに、追い詰められていた。

 部筑と話しあっている間は、それらの強迫観念は和らいだ。

 能力に自信を持っているかと言うと、嘘になる。どこか、都合良い方向へと導いている、作り出した思考に過ぎないのかもしれない。

 凶悪犯罪の捜査よりも、誰かを裁こうとしている方がよっぽど怖い。

 真実を暴くことに、意味があるのだろうか。

 大切なものを奪おうとしている。引き返すのは今しかないと、もう一人の自分が訴えかけてくる。このまま事件を終わりにしておけば、平和な日常が訪れるような気がしてならない。

 支えているのは正義感だった。いつもぐらついていて、ネット状では名無しの人間として正論を書きこんでも、実世界では何ひとつ実行にうつせないでいた、矛盾だらけの正義感だ。ただ、被害者を少しでも知ってしまった事実が、背中を後押ししてくる。大袈裟かもしれないけど、その正義感が彼らの人生を狂わせてしまう道筋を作ろうとしているのは知っていた。

 二人で出した答えに背を向けたくなった。

 確かな道しるべを教えてくれる誰かに縋りたかった。

 迷宮にでも迷い込んでしまったようなこの迷いは、殺人を犯した、または殺人に加担した人間にとっては、とるに足らないものなのだろう。彼らはとっくにその迷いを振り払って、殺人という残虐な行為を犯している。

 駄目だ。少しでも殺人犯を尊敬しようとした瞬間を恥じるべきだ。

 大きな決断のときが迫っていた。


※※※


 午後五時、義男と美佐江は仲好く帰宅した。これから荷物を整理して、僕達と一緒に神奈川へ帰る予定だった。

「もう、準備は済んだ?」

 美佐江が声をかけて来る。

「ああ。準備が済んだら、義男さんを連れて僕達の部屋に来てくれないか? 話があるんだ」

「新幹線の時間とかあるし、話なら車中でいいんじゃないの?」

「駄目なんだ」

 怪訝な表情をした美佐江は、しぶしぶ承諾した。

 四人がテーブルを囲んでいた。互いの息遣いが、重苦しい空気を変えてくれる言葉を欲していた。部筑と僕が険しい表情をしているので、美佐江と義男にも伝染している。

「ねえ。話って何なの?」

 苛立ちとも取れる表情で、美佐江は言った。

「犯人は、鹿野隆さんじゃありませんでした。そして、小園由美子さんだけでもない」 

「犯人探しは終わったんでしょ?」

「いや、終わっていないよ――」言葉を切り、ゆっくり間を持たせた部筑がつづける。

「ここにいる、半数の人間が共犯だと、俺は推理しているんだ」

 親子揃って、目を見開いた。その言葉が、もう引き返せないところまで来ているのだと自覚させた。

「どういうこと?」

「その前に、義男さん。あなたは小園猛さんですね」

 部筑は平然と言ってのけた。昨晩、不正の味がすると言った正体がそれだった。僕はT村の阿武隈川事件が書かれた『ブビリオフィリア』をテーブルの上に置いた。

「この本は、あなたが書いたものだ」

 ただ、一部の内容を除いて、すべてが同じつくりの本。会社に侵入し、ロッカールームから拝借したことも話した。美佐江と義男の表情はみるみるうちに険しくなっていった。 

「作者の名前が書かれていないのだし、証拠がない――第一、あの個室にその本が存在していたのすら、知らなかったんだ」

「知らなかったにせよ、見つけてしまったんです」

「阿武隈川の事件が書かれているのなら、小園が別口で出版したと考えるだろう」

 義男の口調は怒りが混じっていた。鍵まで盗んで侵入したのだから、当然だろう。

「俺も、調べてみるまでは、小園さんが書いたのだと思っていましたよ」

「調べてみるまで?」

「ええ。俺は本の作者がわかる能力を持っていますから」

 部筑は、小園猛が書いた原稿を、ワープロ原稿として書き込んだのが義男ではないかと推理していた。 

「以前、『ブビリオフィリア』の作者を言い当てたときも、そのような能力があるといって小園の名前を言い当てたね。私が信じていたと思うかい?」

 美佐江と小園由美子に繋がりがある限り、部筑が本カバーから無情報で『ブビリオフィリア』の作者を言い当てたと証明するのは難しかった。

「それは義男さんの自由ですよ」 

「わかった。仮に信じるとしよう。だが、私が『ブビリオフィリア』を書いたとして何のメリットがあるのかな?」

「普通に考えて、メリットはないでしょうね」

「だろ。私が書くべき理由なんてどこにもないんだよ」

「無利益だから、絶対書かないという理由にはならないと思うのですが」

「誰かに依頼されて書いたとでも言いたいのかね?」

「そうかもしれないし、違うかもしれない。本当のところはわかりません」

「潔いな」

「義男さんは横浜の阿武隈川で事件が起こった話しを聞いたとき、手直し原稿に書かれている内容と一致していることを指摘しました」

 義男は頷く。

「でも、この本にはT村の阿武隈川で起こった事件が明記されています。手直し原稿にも同じ内容が書かれていたのなら、実際に起こった事件との相違も指摘できるはずです」

「私はそれをしなかったと?」

「ええ。指摘してはいけない理由があったから」

 鼻で笑った。

「忘れていた、と言ったらどうするんだ? 約二十年も前に読んだ原稿の内容を、すべて記憶している頭は持ち合わせていないよ」

「少し、話しを変えましょう――」理屈ではどうしようもない範疇の議論になると思ったのだろう。部筑は険しい視線を解き、指の関節を鳴らした。

「阿武隈川の事件は、小園猛さんの奥さんが殺された、実在の事件をモデルに書かれていました」

「実在の事件って?」

 美佐江は言う。すると、部筑は僕の顔を見てきた。頷く。

「小園猛さんは、原稿を書き上げた段階で、奥さんを殺した犯人を、小説で登場させていた。最終的に犯人を殺すことによって、少しでも気が晴れるのではないかという意図があったからです」

「さっきから、君達は何を根拠に話をしているんだ? 小園の奥さんは、若くして病死しているんだぞ」

「死者の訴えていることを読みとれるんです」

 僕は、二冊の『ブビリオフィリア』から読みとった内容を、事細かに説明した。突拍子もない話を、他人の顔色を伺わずにしゃべりつづけている。いつもなら適当に誤魔化して、実は嘘でした。と、オチをつけて終わりにするだろう。しかし、脈打つ鼓動がすべてを吐き出してしまえと訴えかけて来るように、死者が抱いていた無念を、犯人にぶつけてくれと訴えられているかのように、無心に近い状態だった。

「正気なのか?」

「はい。すべて本当です」

「冗談じゃない」

 義男は膝を叩いて、立ち上がった。

「さっきから、聞いていれば――ふざけているのか? 君達には能力があって、本の作者がわかる? 本から死者の訴えを読みとれる? 信じられるわけがないだろう」

「最初は自分の能力を信じられませんでしたが、今は信じる以外にないんです。被害者にしかわからなかった情報も、本から読みとったんです。刑事さんに事実確認をしたら、その通りでした」

「君は言葉を使い間違えている。被害者にしかわからない情報は、犯人にしかわからない情報だとも思わないのか?」

「わかっていますよ」

「ならば、疑われるべきは君達なのではないかね? 鹿野隆さんを発見したのに、匿名で通報したそうじゃないか。なぜなんだ。疾しい事情がなかったら、そうする必要もないだろう」

「それは――」

 直接疑いを受けることが、これだけの嫌悪感を抱く結果になろうとは思わなかった。今の義男や美佐江の気持ちを理解した気がする。と感情に浸っている場合ではない。僕は咳払いをした。

「誤解を恐れずに言いました。こうでもしないと能力を証明できないと思いましたので」

 美佐江は頭を垂れていて、表情まではわからない。僕はつづける。

「鹿野隆さんの件は、明日、自ら申し出るつもりです」

「ふん。何かを証明したいのなら、するだけの準備を整えてきなさい。これから社会人としてやっていくのなら、なおさらだ」

「ご忠告ありがとうございます。『㈱エコノミーテクノ』に不法侵入したことも、謝らせてください。有るまじき行為をしてしまい、申し訳ありませんでした」

 部筑は深く頭を下げた。

「処分は後で考える。で、何か言いたそうだな」

「吉村加奈子さん、という方は働いていませんか?」

 僕達から目を離した義男は明らかに狼狽していた。

「……最近入った、派遣社員の子だが」

 ふた月前に、派遣されてきたらしい。僕が、社員同士の会話を聞いていた話しをすると、義男の推薦で、入社してきたことがわかった。実際、地質調査の仕事もあり、彼女がそれで会社に顔を出さなかったとしても、不信にはならないと、美佐江が言う。

「その子が、小園由美子さんじゃありませんか?」


 ノックする音が聞こえてきた。美佐江が返事をしたら、鹿野紀子が顔を覗かせた。

「お時間、大丈夫でしょうか?」

 午後六時になろうとしている。確か新幹線の終電時間が午後九時十分だったはず。

「はい。すいませんが、もう少し、居させてもらえませんか?」

「こちらはかまいません。それでしたら、何かお食事でも」

「いえいえ、お構いなく」

 ドアが閉まる。すると、美佐江は大きく溜息をついた。

「会社にいたのは由美子なの」

「おい」義男は両手を美佐江の肩に置き、慌てて諌めようとした。

「大丈夫。あの子はこれ以上、何もしないと思うから」諦めたのか、義男は両手を下げた。

「わたしは、そのことを二日前に知ったの」

「義男さんの手伝いだと言って、会社に行ったのは?」

「そう。由美子かどうか、確かめたかったの。初めは信じられなかった。父さんが勤めている会社に、由美子がいるなんて――でも、由美子は会社に姿を見せなかった」

 そう言うと、美佐江は義男に視線を送った。

「彼女は『ブビリオフィリア』に書かれていた会社の不正が、実際に行われていないか、確かめようとしていたんだよ」

 ふた月前、つまり失踪してすぐ、義男に入社させてほしいとお願いしてきた。そのとき、新規プロジェクトが発足されていて、人出不足であったらしく、アルバイトの募集をしていた。小園由美子は動物や植物の生態の知識を持っていたので、大学生の肩書があったが、面接を行った。

 彼女は必要以上のスキルを持っていた。義男は彼女の父親が自殺してしまったことも把握していたので、同情心も手伝って、採用したという。

「良く働いてくれていたよ」

 勤務態度も火の打ちどころがなく、周りからも可愛がられていた。しかし、あるときを境に、状況は一変した。

「横浜の事件が起こる少し前ぐらい。彼女は予言するかのように、こう言いだした。近々『ブビリオフィリア』通りに殺人事件が起こっていくと――そして、実際に事件は起こってしまった」

「だから、義男さんは信じていたんですね?」

「ええ。正確には、信じるしかない状況だった。それと、彼女が犯人ではないかということも疑い始めた。あの本を読んでいる人は少数だから――しかし、横浜、新横浜の事件があったとき、小園由美子は『㈱エコノミーテクノ』に勤めていて、社員の証言からアリバイもあった。夜中なら神奈川まで戻る時間があるだろうが、どちらも勤務時間内に行われた殺人事件だった。あの子が殺人を犯すのは不可能だ」

 義男は、横浜での事件が起こってから、美佐江にどんな子だったかを聞きだした。理由は、これから『ブビリオフィリア』通りに殺人事件が起こり、彼女を犯人候補としていたからだ。そこで、小園由美子が失踪していたことを知る。ただ、義男は小園由美子の居場所を知っていたし、驚きはしなかった。美佐江が前から予定していた海外旅行に出発する前に、新横浜の事件現場の近くへ寄ったのは、義男の話がきっかけだった。  

「私は必ず共犯がいると思っていた。君達が調べていくうちに、鹿野隆さんの名前が挙がり、それらしき人物だと考えた」

「ただ、鹿野隆さんは犯人ではありません」

 と、僕は念を押した。義男はまだ信じられないといった態度だ。

「どうして隠していたんですか? 少なくとも、第一の事件が起こった矢先、警察に相談していれば、第二の事件は起こらなかったかもしれません」

「言ってしまえば、美佐江を殺すと、脅迫されたから」

 脅迫されたのは、第二の事件が起こる直前だったらしい。警察に限らず、君達に小園由美子の素状を明かしたら、美佐江は殺されていたかもしれない。と義男は言う。

「それだけではなかった――」

 彼女は二つの勘違いをしていた。一つは『㈱エコノミーテクノ』が自然破壊をしていると。もう一つはT村長との癒着があって、不正取引の末に会社を創立させたのだと。

 もし、美佐江を殺す前に、警察に捕まってしまえば、すべてを話すとまで言ってきた。会社の存在を、あまり良く思っていないT村の誰かに聞いたのだろう。社内の人間はそんな不正があるはずもないと知っていたのだから。

 つまり、我が子の生命と会社の評判を同時に守ろうとした末、殺人計画を実行している者の存在を誰にも相談できず、沈黙の狭間に立ちすくんでいたのだ。

「僕達が事件の捜査をしていることについては、何も言われなかったんですか?」

「ああ。君達には、あまり期待していなかったから。いや、気を悪くしないでくれ。素人が捜査したところで、この事件を解決できるなんて思わないから。むしろ、事件捜査をすると言い出して、聞かなくなった美佐江の傍にいてくれるだけで安心できると考えたんだ」

 利用されていたのか……ただ、薄々は勘付いていたが。

「巻き込んでしまったのは、すまないと思っている」

「小園由美子には会えたんですか?」

「今週の出張中、私は会社の不正が潔白であることを説明しようとした。しかし、勤務しているはずの小園由美子はいなかった」

「いなかった?」

「週明けから欠勤をしていたんだ。私の部屋にメッセージが残されていて、『他の社員には、しばらく戻らない旨を、それらしい理由で説明しておいて。もし、低雲丘に用事がある社員がいるのならば、木曜日まで絶対に立ち入らないよう、呼びかけておいて。あなたなら出来るはずだから。今週の水曜日に連絡を入れる。手紙が届いたら、その電話に出ないで』とあったよ」

『㈱エコノミーテクノ』の社員は、地質調査や環境調査のため、定期的に低雲丘へと足を運んでいた。丘の周りにある木々の葉の発育は止まっていて、その成分やらを調べるためだ。その頻度は、地元民や観光客よりも多いらしい。

「確か、僕達が会社を訪問したとき、義男さんの携帯に着信がありましたね?」

 あのとき、なぜが義男は安堵の表情を浮かべていたのを覚えている。

「番号は非通知でしたが、恐らく、小園由美子からの連絡でしょう」

「ならば、俺達を会社に呼んだのは、低雲丘に行って欲しくなかったからですね?」

 義男は頷いた。

「あえて、義男さんに脅迫状を送ったのは何のためだったのでしょうか?」

「一番、私が行きそうな気がしていたんでしょう。待ち合わせ時間を午後六時に指定しておけば、少なくとも、その前の時間は自由になる――誰にも殺害を邪魔されたくなかったからだと思う」

「小園由美子は、どうしても父の死んだ低雲丘で、鹿野隆を殺す必要があったから。か」

「メッセージにはつづきがあるんだ。『事件の主導者はわたし。金曜日になったら、吉村加奈子は会社を辞めましたと伝えてほしい。それでわたしの事件は終わる。警察に連絡しても、美佐江を殺そうとはしないし、会社の不正も言わないから。どうか、それまで大人しく待っていて』とね」

 小園由美子は、すべてをやり終えた後、義男の個室に証拠となる物を置いていくつもりだったのかもしれない。しかし、物的証拠はなくなっていた。僕達が会社に侵入して持ってきてしまったからだ。

「もう一度、聞きますけど」

「ああ。この『ブビリオフィリア』は私が書いて発行したんだ」

 義男はそう言うと、T村の阿武隈川事件が書かれた本を手に取った。

「小園由美子に依頼されて発行したわけではない」

 義男の手元には、小園が書いた原稿のコピーが残っていた。読み終わった後、彼は適当に処分してくれと言っていたが、どうしても捨てられずにいた。

 時代が小説の舞台設定に追いついてきた頃、義男は再読してみた。すると、物凄く面白い作品であることに気が付いた。十九年前、初めて読んだときには感じなかった、言葉の色香と言えばいいのか、そういうのもひっくるめて、すばらしい作品だった。

 自分の意見で消されてしまった箇所に、ある種エネルギーも感じた。このまま、眠らせておくのは惜しかった。それで、彼を驚かせてやろうと考え、手書きの原稿をワープロに起こして、自費出版を請け負っている会社に頼んだ。その会社とは、付き合いがあったらしい。和紙の原料を取り扱っている『㈱エコノミーテクノ』だけに、いくつかの出版社や印刷会社とも付き合いがあると言う。

「いつ頃の話ですか?」

「半年ほど前。二百冊作って、百九十冊は全国流通させるようお願いした。まあ、名もない者が書いたものだから、ネット上で販売してもらうのが関の山だったけどね。それでも、出来るだけ多くの人に読んでもらいたい気持ちはあった」

「実際に発行した本を渡したんですか?」

「いや、私からは渡さなかったよ。そのかわり、売れた分の印税を贈呈しようと思っていたんだ」

 全国に流通しているのなら、少なくとも『ブビリオフィリア』通りの殺人事件を犯す犯人候補は数人いるはずだ。しかし――世に氾濫している推理小説は数えきれない。その一つ一つに推理小説と全く同じ殺人事件を犯す人間がいるとしたら。いや、一般論で考えてもいるはずはなく、終始、義男は小園由美子が犯人であると疑っていた。

 美佐江もそれらのことは今初めて知ったようだ。

「なぜ、今まで隠していたんですか?」部筑が瞳の光を義男に向ける。

「私が、小園を殺したから」

 僕は、義男が真犯人だと確信した。


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