98.時刻表(5)
「標準時刻とそれ以外って、運転の仕方が全然違うと思うんだけど混乱しないの?」
「標準時刻で運転している列車は『電車列車』と呼んで区別してる。」
「ひょっとして、武蔵小金井で特快は『電車が通過します』で、特急の時は『列車が通過します』って言ってるのってこれのこと?」
「そう。中央線だと東京~高尾間の快速とか特快は標準時刻で運転する『電車列車』、特急とか貨物列車は発着時刻をきちんと決めた『列車』として運転してる。」
「それを運行管理システムでも区別してるからこのアナウンスになるんだ。」
「うん。」
「それで、中央線の快速だと、どの駅が時刻を決めてある駅なんだろう。」
「多分だけど、東京、新宿、三鷹、武蔵小金井、立川、豊田、高尾。そんなところだと思う。」
「主要駅と…、あとは車庫があるところ?」
「そういう感じで選んでみた。」
「他の駅は時刻が決まってなくて、その標準ってか運転士さんの腕で運転してるんだね。」
「うん。そして御茶ノ水で各駅停車と接続させるとか、国分寺で特快に抜かれるとか、そういう場合は個別に出発時刻を指定してる。」
「そういえば朝のラッシュ時と昼間とだと所要時間って違うんじゃない?」
「いくつかのパターンが用意してあって、この列車まではこのパターン、この列車からはこのパターンって切り替えてるそうだよ。」
「標準時刻は他にどこで使ってるの?」
「国鉄の頃の『国電』が対象ってことらしい。」
「って言われてもイメージ湧かない。」
「そうだよね。今度廃止になる『電車特定区間』の範囲が近いらしいんだけど。」
「う~ん。ますますわからなくなる。」
「まあ、時刻表の東京近郊区間のページに載ってる区間ってことで良いんじゃないかな。」
「いきなりざっくりになった。」
「念のために言っておくと、このページに載ってても列車番号の記号部分が『M』ってなってるのは『列車』です。」
「え?また、難しい話になった。」
「まあ、そんなに気にしないで良いんだけどね。」
「なら言わないでっ。」




