81.年末年始輸送(3)
新年あけましておめでとうございます。
本年も、ゆるゆると書いてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
「あけましておめでとうございます。」
「おめでとうございます。」
「初詣は行った?」
「地元の神社さんにご挨拶してきた。」
「俺も。」
「初詣といえば、1月中は各方面から成田行の臨時特急が予定されてるよ。」
「列車名に『開運』とか付いた、おめでたい感じのだね。」
「以前この時期には団体臨時列車が沢山運転されてたらしいけどね。」
「へえ。そうなの?」
「成田へ行く『成田臨』、あと高尾へ行く『高尾臨』、そんなのが1月中の風物詩だったって。」
「今の臨時特急とは違うの?」
「当時人気だったお座敷列車とかジョイフルトレインを使ってて、撮り鉄の人が大勢繰り出したらしい。」
「へえ。楽しそう。」
「成田臨は、我孫子経由だと田んぼの中の見晴らしの良い所、千葉経由だと都心の中央線や総武線を走るのが人気だったって。」
「ファンにとってはお年玉みたいな感じだったのかな。」
「高尾臨ってのは、ディーゼル機関車が客車を牽引して八高線を走るのが話題だったって。」
「あー今の地味な八高線からは想像つかない。」
「当時も地味だったんじゃない?ただ、セメント運ぶ貨物列車が走ってたけど。」
「あ、でも今度新しい、え~っと、ハイブリッド車だっけ、走りはじめたんだよね。」
「そうだね。」
「今年もよろしくね。」
「こちらこそ。しかし、今年も部室は僕たちだけなのかねぇ。」
「4月からの新入生に期待しようよ。」
「それまでは期待薄ってことだね。」




