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77.同好会(2)

「トモの鉄道好きは、やっぱり伯父さんの影響?」

「うん。すっかり洗脳されちゃった。」

「そういうのってさ、かえって反発したり、嫌になっちゃったりとかはしなかった?」

「そういえば不思議だね。そんなのは無かったな。」

「じゃあ、なるべくしてなったんだね。」


「ナオはどうして?」

「俺は高校が電車通学だったんで、毎日乗ってるうちに何となく。」

「それまでは船が好きだったんだよね。」

「うん。船は今でも好きだよ。乗る機会はほとんど無いんで見る専門だけどね。」

鉄道同好会(うち)にも飛行機好きとかバス好きとか結構いるみたいだし。」

「基本的に乗り物が好きなんだよね。で、身近なところで毎日乗ってた電車に染まっちゃった。」


「そういう乗り物好き、電車好きって結構いるんだろうけど、鉄道同好会(うち)には入ってくれないね。」

「まあ全部入ってこられても多分困るんだけど。」

「伯父さんの頃は新入会員獲得のために生協書店で鉄道雑誌買う人に声掛けしたって言ってたよ。」

「そういえば、そこそこ並んでた鉄道雑誌がいつの間にか消えてるよね。」

「来年の新入生勧誘の時期に試してみる?」

「まあ、入っても部室に居ついてくれるかはまた別みたいな気がするけど。」

「この年齢(とし)で罹患してると慢性化し(手遅れになり)やすいらしいよ。」

麻疹(はしか)と一緒だね。小さい頃に済ませておかなかったのが運の尽き。」

鉄道同好会(うち)は『慢性鉄道愛好症候群(末期患者)』の吹き溜まりかな。」

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