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75.レストラン列車(2)
「ところでトモは誕生日いつ?」
「個人情報です。」
「暗証番号に使ったりしてないよね?」
「してない。10月7日だよ。」
「へえ、鉄道の日の直前だ。じゃあ来年の今頃はお酒飲めるんだね。」
「ナオは?」
「俺は2月12日。」
「ずるいぞ。」
「え?」
「自分だけ誕生日プレゼントもらうつもりだな。僕は2か月半遅れでも受け付けてます。」
「いや、俺の方は春休み中だし。」
「じゃ、やらん。」
「くれるつもりだったんだ。」
「ナオが飲めるようになってからだと、行けるのは再来年の春休みか連休あたりかな?」
「そうだね。さっきの続きだけど、何に乗るのが良いだろう。多分どれ乗っても楽しそうだけど。」
「記念だからなぁ。唯一乗ったことのある『52席』は良かったな。」
「え?乗ってたの!?」
「伯父さんがね、合格祝いに招待してくれたんだ。」
「へえ。凄いね。」
「僕と両親、あと伯父さん夫婦の5人で乗った。」
「羨ましいなぁ。」
「バイオリンとフルートの生演奏があって、テーブルの所までお祝いの曲を弾きに来てくれたりして楽しかった。」
「そういうの良いね。」
「そういえば、予約したのは多分合格発表より前のはずだよね。」
「ダメだったら残念会になってたらしい。」
「合格してて良かったね。」




