表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/122

74.レストラン列車(1)

「女子のたくさんいるキャッキャウフフなサークルに入ってれば良かったのかな。」

「キャッキャウフフって。そこで浮かずにやって行ける自信あるの?」

「無い。あったら、こんな日にこんな所でナオなんかとくすぶってない。」

「酷い。」

「ごめん、ちょっと言い過ぎた。」


「それにしても、トモがそんなに彼女欲しがってたとは思わなかった。」

「これからバイトとかでお金貯めたら、レストラン列車とかも乗りたいじゃない。そんな時に一緒に乗ってくれる人がいたら良いなって。」

「あー、確かに。」

「なんならナオと乗るのも楽しいだろうけど、なんか悪い気がするし。」

「俺はまあ、誘ってもらっても構わないけどね。」

「それにちょっとは見栄張りたいじゃない。そしてゆくゆくはフルムーンパスで行く熟年旅。憧れない?」

「そうなる頃には、どんな列車が走ってるんだろうね。」


「彼女ってのは別としてもレストラン列車は乗りたいな。」

「お酒飲めるようになったらさ、二十歳の記念にとかどう?」

「ならどの列車が良いだろう。『Shu*Kura』はお酒初心者には厳しいだろうな。」

「日本酒だもんね。」

「『ろくもん』も良さそうなんだけど、やっぱり値段がなぁ。頑張れば乗れるかな?」


「俺、今から貯金しとこうかな。」

「宝くじには頼らないんだ。」

「やっぱり堅実にね。」

「ふたりとも彼女がいたらダブルデートで。どちらもダメだったら、ふたりでしんみりと。」

「しんみりな未来を幻視してしまった…。」

「僕は大丈夫だと思うけど、ナオがまだだったらごめんね。」

「その自信はどこから?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ