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鉄道は鉄の道  作者: 宇美八潮
第一部「1年生編」
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65/279

65.非鉄(3)

「もうすぐ冬休みだけど、どこか行く予定?」

「コタツ。」

「…。ごめん。訊いた俺が悪かった。コタツ、好きなんだ。」

「必要なものを周りに集めて、『こたつむり』として生活する所存です。」

「あぁ、想像できちゃった。」

「『でんでんむし(出ん出ん無視)』ともいう。」

「なんか親に出ろって言われてそう。」

「ご賢察。」


「コタツ列車とか、そういうのに関心は?」

「無いではないけど、そこへ行くまでが寒いから却下。」

「寒いのダメなんだ。」

「布団からも出たくないんだけど、最大限妥協してコタツまで移動する。」

「すんげーダメ人間だったんだね。」

「何と言われようが譲れません。」


「でも最近冷えるのに良く学校まで来れてるね。」

「それはもちろんナオに…」

「あ、そういうのは良いから。」

「親に追い出されてる。」

「せめて『講義受けなくちゃだから』くらい言っとこうよ。」

「そうそう、それ。」

「年が明けると更に寒くなる時期に向かうのに、トモは大丈夫なんだろうかと心配です。」

「僕も心配してます。」

「変なフラグ立てしないでね。」

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