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65.非鉄(3)
「もうすぐ冬休みだけど、どこか行く予定?」
「コタツ。」
「…。ごめん。訊いた俺が悪かった。コタツ、好きなんだ。」
「必要なものを周りに集めて、『こたつむり』として生活する所存です。」
「あぁ、想像できちゃった。」
「『でんでんむし』ともいう。」
「なんか親に出ろって言われてそう。」
「ご賢察。」
「コタツ列車とか、そういうのに関心は?」
「無いではないけど、そこへ行くまでが寒いから却下。」
「寒いのダメなんだ。」
「布団からも出たくないんだけど、最大限妥協してコタツまで移動する。」
「すんげーダメ人間だったんだね。」
「何と言われようが譲れません。」
「でも最近冷えるのに良く学校まで来れてるね。」
「それはもちろんナオに…」
「あ、そういうのは良いから。」
「親に追い出されてる。」
「せめて『講義受けなくちゃだから』くらい言っとこうよ。」
「そうそう、それ。」
「年が明けると更に寒くなる時期に向かうのに、トモは大丈夫なんだろうかと心配です。」
「僕も心配してます。」
「変なフラグ立てしないでね。」




