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48.左/右(2)

「鉄道車両の左側通行は、導入元のイギリスがそうだったからって書いてあったね。」

「規制緩和で現在では無くなってるんだけど、以前は省令にも左側通行が明記されてたそうだよ。」

「へえ。なら今は右側通行でも良いの?」

「きちんと安全が確保されてれば構わないことになってるんじゃないかな。」

「まあでも、余程の理由が無ければわざわざ右側通行にはしないよね。」

「そう思う。」


「左側通行が影響してるのってまだあるのかな。」

「そうだなぁ…。線路の脇に勾配標とかキロポストとかあるよね。」

「うん。」

「関係するかはわからないけど、ああいった標識類は基本的に下り側を向いた時の左に設置してあるね。」

「へえ。」

「これはもっと関係なさそうだけど、僕が良く見る線路の配線図。あれは起点を左側にして書くようになってる。」

「上が北じゃないってこと?」

「そう。東海道線とか中央線とかは北が下になるんで慣れるまで変な感じだった。」


「何か左側から右側へ、みたいな感じの伝統みたいなのがあったり?」

「わからないけど、新幹線とか特急の座席番号もそうだね。」

「5のA席とか12のC席とかってやつ?」

「そう、それ。ちょっと例外もあるけれど、基本的に1号車の方を向いて左からA、B、Cってなってる。」

「あ~確かにそうだね。逆に右側からってものは何かあったかな?」

「指さし確認の『右よし、左よし』は右からだ。」

「列車が左側通行だから手前側の線路は右から来るでしょ。だから先に確認するんじゃない?」

「確かにそうだね。そういえば道路渡るときも『右みて左みて』だった。これも左側通行の影響なんだね。」

「トモって何気に法律も読むよね。」

「鉄道関係だけね。勉強だったら多分読まない。」

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