112.除雪(1)
「大雪での運休、2月になっても続いてるね。」
「もうすぐ立春だけど、むしろ寒さはこれからが本番なんだよね。」
「ちゃんと起きて学校に来てね。」
「うん。なるべく頑張る。」
「関東平野に住んでるとさ、寒さはともかく雪は実感湧かないよね。」
「申し訳ないくらいに降らないからね。」
「で、たまに降るとちょっとの積雪でも大騒ぎになる。」
「雪に慣れてないから仕方ないんだけれど、この程度なのにって、これもまた申し訳ない。」
「ニュースとかだと降り始めると除雪が追い付かない勢いみたいじゃない。」
「降らなければ夏の水不足が心配になるんだけど、だからといって降りすぎても困る。」
「最近の天気って極端だよね。」
「今年に入ってから雪での運休が無い日ってあったのかな。」
「結構長い期間運休してるところもあるでしょ。」
「除雪作業のための一時運休も多いね。」
「いつ頃になったら落ち着くんだろう。」
「そればかりは天気次第だからなぁ。木次線は冬眠入り確定だろうけど、他はどうなるやら。」
「冬眠?それって?」
「あそこは山間部の区間が雪で長期運休することが多いんだよ。」
「ひょっとして長期運休が恒例行事になっちゃってる?」
「残念ながらね。今年は雪が多いみたいだから4月まで再開できないかも。」
「え、そんなに運休してて大丈夫なの?」
「一応代行輸送はしてるらしいよ。」
「いやいや、それで済ませちゃって良いの?」
「もうすぐ『さっぽろ雪まつり』も始まるけど、この時期の旅行はリスキーだよね。」
「僕は、この寒いなか出かける気はないから影響ない。」
「雪見旅行とかしないの?」
「テレビ番組とかで十分。」




