鉄道は鉄の道

１．プロローグ みたいな

明石(あかいし)朋明(ともあき)と吉田(よしだ)有輝(なおき)。

ふたりは今日も部室に居る。

部室には今日もふたりしか居ない。

大丈夫なのか、鉄道同好会。

大丈夫なのか、ふたりの単位。

朋明(トモ)は同好会OBの伯父さんが施してしまった英才教育で知識は多いらしい。

車両よりも線路の方が好きというちょっと変わり種。

自分のことは「僕」呼び。

有輝(ナオ)は流れでなんとなく入会した超初心者。

興味の対象は幅広い。現在トモから知識を吸収中なので、やや偏向がみられつつある。

自分のことは「俺」呼び。

話の口火を切るのは大抵がナオ。

これは東京の大学で鉄道同好会に入会した「トモ」と「ナオ」のふたりが、ゆる～く駄弁るだけのお話です。

すごい情報とか薀蓄とか、そういったものには期待しないでください。

ちょっとした勘違いなんかがあっても優しい心でスルーしてくださると嬉しいです。

---

面白かったな、と思っていただけたなら、ブクマや★での応援をお待ちしています。

連日更新継続中です。