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成長を感じる 挽回編

平野視点で進みます。

「これが、最後の攻撃よ! 私達は今リードはしているけれど、後一点を取り、勝ちを確実なものにしましょ!」

「次の打席は9番の、平野さんからね?」

「はい、頑張ります!」

さっきの投球で私は全然ダメだった、一つもアウトを取れないで、友達のラフィーちゃんに火消しをして貰った。

そんな私は悔しくて、もっと皆の役に立ちたいと感じ始めた。

(私は、ピッチングまだまだだけど、打席ではけっかを残したい!)

私は何時にもまして、気合いを入れて打席へと向かった。

初球はインコースの球で、私は強く振っていっただけどバットには当たらず空振りをしてしまった。

二球目は一度落ち着こうと、見逃しそれもストライクで追い込まれてしまう。

三球目は強く振ろうそしてヒットを打つんだ! そう考えると鼓動は早くなり、それは自身の冷静さをかく事だとは気づいてなかった。

「平野ちゃ〜ん! 頑張って」

ベンチからの声援は友達のラフィーちゃんからだった、それに反応した私は、バットを少し振り遅れてしまったが、それが幸をそうしたのか、打球は三遊間を破りヒットになった。

その時私は今日初めて成し遂げられたのだった。


一塁にいる私は打席に立つ折原さんを見つめていた。

(打ったら走る……何がなんでも走る!)

珍しくアドレナリンの出ている私は少し前のめりになりながら打席の戦況を見つめると、薮田くんの投球と同時に折原さんはバットを寝かし3塁側に絶妙なバントをする。

私は2塁へ全力で走った。アウトになって迷惑をかけまいと。

2塁へ行った私はベンチに顔を向ける。するとベンチから千葉さんと大村先生が出てきた。

私はその瞬間。先程の交代がフラッシュバックし恐怖を覚えた。

(私、何かやっちゃったのかな?)

そんな私の不安をよそに千葉さんと大村先生はお弁当箱の歌の振り付けの様に空中に指で四角を描いた。

私は首を傾げながら不安な表情をすると、それに気づいたのか小林先輩が笑顔で私にグッチョブのジェスチャーをし、小林先輩につられてなのかそれとも心の重りが無くなったからなのか私は自然と笑顔になるのだった。

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