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5回終了の様な休息

新しい顧問と部員が増えた事で遊べる事が幅広くなった野球部はテレビに繋げて野球のゲームをしていた。

「トーナメントはこんな感じでいいかしら?」

「問題ないんじゃないかしら?」

「はい、私はゴッサムズが使えれば誰とでも」

「あぁっ! 俺と大村先生ですね?」

「えっと、鈴木くんお手柔らかにお願いします」

「では、私と折原さんね?」

「もちろん、負ける気なんて無いから」

「私も、美間の仇をここでとるわよ」

四人で大きな戦いが始まろうとしているその時だった。

「って、何やっとんねん!」

毎回のように、ドアは勢い良く開けられたが、今回は様子が少し違った。

「あら、チーターズ関係ないやろさんじゃない?」

「そんな事、言うとる場合か? 今あんたらの立場わかっとるんか?」

阪田さんはいつもより強い口調でそして顔が少し青ざめたようにも写った。

そんな阪田さんの態度に、事の重大さが伝わった千葉さん以外は、大きな事件が起こっているのでは無いかと心配をする。

「何があったんですか?」

「鈴木くん! あんたに確認したい事がある!」

いつにも増して真剣な顔と声のトーンで俺に質問をする。

「鈴木くんが、部員に勧誘された時、千葉さんに連行されたてホンマか?」

「連行では無いわよね? 鈴木君」

阪田さんに開けられ開きっぱなしになった部室の外から、聞き馴染みのない声がして、俺や千葉さんそして、折原に阪田さんと全員が振り向いた。

「どちらかと言うと、千葉さんに拉致されこの部屋に監禁をされたのよね?」

千葉さんと同じく、キチッと制服を乱れなく着ており、サラリと長い黒髪を後ろに人束で結んだポニーテールの女生徒と他に二人が両側に立っていた。

ポカンとする、俺と折原に気づくと、右腕に付けている腕章を見える様に持っていくと、その女生徒は名前を名乗った。

「風紀委員長をしています、三次恋(みよしれん)と言います、以後お見知り置きを」

やっと落ち着いたかと思った矢先に、今度は部の存続をかけた問題が起ころうとしているのかも知れないと心の中で不安を感じる俺なのだった。


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