修学旅行5日前。
はい。どうも。なんかこの小説の伸びが結構良くて驚いている朱羽の索夜です。
今回は、日常回です。
…と言っても結構回想がメインなんですけど(笑)
それではどうぞ。
優月side
「…暇。」
どうもこんにちは。2日前女になった神谷優月です。
あれからクラスのやつは馴染んでくれて、今では完全に俺のことを認めてくれている。
ただ、前よりも話しかけられやすくなったが。
さて。俺は今重大な問題に直面しています。
それは、暇だということ。
何もすることがない。
授業は聞いてるんだが、何しろ簡単な部分で面白みが無い。
ちなみに、今、6限目。
はぁ…回想でもすっかなぁ…
…思い出すのは、2日前。女になった初日の夜。
このときも問題があった。
それは、風呂だ。
ずばり、年齢=彼女いない歴となる俺が、風呂のときに女になって思うことは何だと思う?
そう、『なんというか罪悪感』なのだ。
こんなもの読んでる非リア諸君ならわかると思う。
リア充は滅ぶべし。
まぁ、それはそれとして…
(なるべく見ないように…)
風呂場にある鏡を見ないように体を洗っていく。
あー。うん。何がとは言わんがそこそこあるから引っかかるな。
…ねぇ、みんな。こんなとき、どうする?
いや、健全なる男子諸君なら『好奇心』というものがあるだろう?
あ、なんかアトミックする人は例外だけど。
好奇心があるなかで、自分が女になったんだよ?
ねえ、どうする?どうするぅ!?
(いや、見ることに罪悪感があるんだ。いやでもみたいという好奇心もあるんだ…)
そこから俺は葛藤しまくった。
はい。30分ぐらい好奇心と格闘した結果…
負けました☆
もう見たら一瞬だったよね。
女子高生にしたら少し小さい身長に程よく発育(殴
危ない危ない…もうちょっとでBANされるとこだった。
いや、でもさ?
この体に黒髪ロングって合うんだなって思ったよ。
それに少し気だるげな表情がまた…!
そしてそしてすこし青みがかった紺色の瞳はまっすぐに俺のことを射抜いてきて…!
…限界化するところだった(手遅れ)…
なんかやべえやつと思われてるかもしれない。
でも仕方ない。それが好きなんだから。(唐突なカミングアウト)
まぁ、うん。
でもさ、よく考えてみな?
初めてみた女子の体が自分って…なんか悲しくない?
あー!もう。
こうなったらヤケだぁ!
…もっと悲しくなるだけでしたとさ。
…ただただ悲しかった。
なんでこんなこと回想してんだ?
『キーンコーンカーンコーン』
あ、授業終わりか。
顔赤くなってないよな!?
そんなことを思っていると、
「ねぇ、優月!明日5人で遊びに行かない!?」
と、懐子が話しかけてきた。
「どこに?」
「カラオケとか?」
と、真耶が横槍を入れる。
横槍メンゴ〜ってか?
赤坂ア◯か?
アイドルの子になるか?
それはア◯アだな。
「カラオケ…カラオケ!?」
うっそだろおい…
「私あいつらに言ってくるわ!」
うわぁ…猛スピードで行ってったよ…
判断が早い!ってな。
鱗◯さん大歓喜だよ。
〜数分後〜
「許可取ってきた!」
懐子が帰ってきた。
へぇ…両方とも部活被ってなかったんだ。
ちなみに、泰我が剣道部で、杉本が科学部と言う名のPC部だ。
ふたりとも中学の時からやっている。
…アレ?今思えば仲が良い5人が全員同じ高校ってすごいな。
俺と泰我と真耶は勉強できる方だとして…
懐子と杉本。お前らどうやってここに来た?
何だ?裏口か?金でも積んだか?
金の重みをしれ。ってか。
何いってんだ。
「そうか。んで?何時?どこ集合?」
「いつも通りだと私は予測する。」
「その通り!1時にJOY²集合だよ!」
「はいはいー。」
まぁ、そうだと思った。
さて。もうそろ帰りのHR始まるな。
「お前らHR始まるから席つけ。」
「「はいはーい」」
〜帰り道〜
「はぁ。疲れたぁ。」
ただでさえ疲れてんのに片道30分を自転車って…殺す気か!?
出てきてくれよ青狸〜。
どこで◯ドア出してくれよ〜
そんなことを思いながら俺は帰路をたどっていった。
〜神谷家〜
「なぁ、母さん。俺、明日カラオケ行ってくる。」
「え?服は?」
「男のときのやつでいいだろ。男装女子っているだろ?」
「まぁ…それでいいならいいか。」
いいんかい。
もっと反発されるものだと思ってたわ。
「じゃあ、そう言う事で。」
俺は部屋に戻っていった。
いやぁ…明日が楽しみだわ!
懐子たちにカラオケに誘われた優月さん。
女になった影響はここでも出てくるのか…?
それではばいなら!