第一章 振り返り 名前の意味などについて
いつもご愛読頂きありがとうございます。
小熊猫です。
遂に一章を書き終えました! 嬉しい限りです。
この物語を毎日お読み下さる方がいらっしゃることに、本当に感謝です。ありがとうございます。
主人公達が徐々に成長を重ねていく姿を、親のように温かく見守って頂けたら嬉しいです。
振り返りということですが、物語を作っていく上で、こんな意味が込められているということを知って頂きたく、わざわざ振り返る話しを投稿いたしました。
物語を作る上で、とても意識しているのは“名前”です。
その人物の生き様、考え方に限りなく近い意味の名前をつけるように意識しています。
一例として
カイの両親
バータル
ある国では“英雄”という意味が込められています。自分が死ぬことを覚悟の上で、敵の士官に立ち向かい、セオラのことを守りました。
その後、奇跡的に生き返ったバータルは息子であるカイのことを、見事救い出すことに成功しました。家族にとっては間違いなく英雄のような父親です。
セオラ
ある国では“考える者、見る者“という意味が込められています。カイのことをいつも温かく見守る母親の存在。先の話しで明らかになりますが、今はまだこの意味についてはノーコメントでお願いします。
集落の先生役の兵士
アリステア
ある国では“守る人”という意味が込められています。帝国の士官でありながら、帝国の討伐軍に楯突き、集落の民達が生き残れるように、その身を賭して集落の民に、帝国の討伐軍が来ていることの危険性を訴えました。
彼のおかげで、カイ達は彼の阻止していた時間を上手く使い、隣国に亡命することに成功しました。彼の死は多くの人を守る結果に繋がりました。
という風な具合で何かしかの由来に基づいて、その人物にあった名前を付けるようにしています。
帝国と王国の名前なども同様です。歴史上の言葉や出来事に基づいた名前を付けるようにしています。
こちらの由来は秘密です。
さて、これからの物語の展開ですが、遂にカイ達の冒険が始まります。第二章は“冒険者”編です。
カイ達は右も左もわからない苦難の道が待っています。王国の首都に着くまでが大変です。
その道中にも多くの困難が待ち受けています。ただ、その道中はカイ達だけではありません。
王国の王様の言葉も気になるものでした。謎の人物達や国が浮上してきました。
直近で気になるのは、“なぜカイの魔法が使えなかったのか?”
これが多くの方の疑問に思うところだと思います。実はこの世界では、魔法にはある法則性があります。
その事をカイは知りませんでした。教えられませんでした。これについては比較的すぐに理由がわかるようになります。そんな謎を少しずつ解消しながら第二章は始まります。
これからも引き続きご愛読の程よろしくお願い致します。




