ハルと水族と伝説①
ハルが案内されて、兵士のところに行きました。
カーラが案内してくれた部屋に入ると、
傷ついた兵士が30人ほどがいて、足が食いちぎられてる者、腕が食いちぎられてる者、深い傷をおってる者、など重傷者が多数いたのです。
兵士の一人が報告をする、
「我々食糧調達班と、戦闘部隊は村周辺では、食糧の確保が難しいため、西部湖淵付近まで行ったところ、シーウルフの群れに襲われました。」
「報告の続きは後にして!先に治療する!危険な人もいるから」
ハルは水魔法で水流を発生させて、傷口を洗い流す
次に傷口が深く出血の多い人は、傷口にハイポーションをかけて傷口をふさぎ、出血を止める、次に欠損部分の多い人の欠損部にハイポーションをかけて傷口をふさぐ
「これで安心なのです!今からさっき先に治療した人以外の人にポーションを渡します。渡されたポーションはすぐに飲んでください、先に治療した人は様子を見ながら治療しますので、焦らないでください!」
ハルは一人一人ポーションを渡して行った。
ポーションを飲んだ人はその効果に驚いていた。
レーラがハルに質問してくる
『ハルちゃん、何で全員一気に回復させないの?』
「それはね、身体の負担がおおきいのです、兵士の人も採取の人もレベルが低いのです、だから無理なのです!」
『そうなのね、ありがとう、この子達を救ってくれて、でもこれで私達の食糧問題が危機的状況になったわ、もう何日も食べてないから、子供達も私達も日に日に痩せて行く……もうダメかな………』
ハルは、どういうことか聞いてみたのです
「何日も食べてないってどういうことなのです?ハルは森の果物なら沢山あるのです」
『私達水族は、湖の中に生えるマコンプやマカメ、シープルーンが主食で陸上の食べ物は食べません、最近どういうわけか、湖が汚染され私達の主食となる、湖草が、採れなくなり、私達も食糧確保のため、まだ汚染がひどくないところまで隊を組んで行かないと、確保できないほどになりました。』
「それで魔物に襲われたのね」
『もう私達一族はこのまま滅びるしかない……湖の他の地域にいる一族も、私達同様に食糧不足で同じ状態です、もう私達ではどうすることも………』
ハルは考えました、決めました。この湖の人達を救うのです、まず食糧の問題です!ハルはあんまし、泳ぐの得意じゃないけど、ハルの持ってるスキルを使って……………うん♪これなら行けるかもぉ♪
「レーラさん、食糧のある場所と、仲間の種族のいる場所を頭の中にイメージしてください!」
『食糧の場所のイメージ?』
ハルはうーんわかりやすく……
「頭の中で思い浮かべてください!」
レーラは頭の中に食糧ある場所と、種族のいる場所を思い浮かべた
『こんな感じでいいのかな?』
ハルはレーラさんに近づくとオデコをくっつけて、イメージをコピーした。
「うん♪だいたいわかったのです!じゃハルは行って来るのです!」
『ハルちゃん、行くってどこに?まさか!ダメよ!水族の戦士でもこんなになったのに、行ったらダメよ、私達のことは、もういいから……これも私達の運命だから……』
「ハルに任せて!絶対助けるから!」
ハルは、直径5cm長さ30cmの筒の真ん中に口でくわえる簡易ボンベを急いで作り始めました
筒の中に圧縮した空気を入れて密閉して筒の中も圧縮した空気が一気にでないように加工、それを口にくわえやすいようにして出来上りました。
これを数個作りました。スリリングショットも水中バージョンを作り湖の外に出る結界門に立つと
「レーラさん準備もバッチリだから行ってきます!」
『ハルちゃん、行くってどこに?まさか食糧……』
「大丈夫なのです!ちゃんと持って帰るのです」
『ハルちゃん!絶対無理はしないで!食糧確保できなくても必ず帰って来て!』
「ハルに任せるのです!」
『あ!行ってしまった…』
『お母さん、ハルちゃんって凄い人なんだね、さっき、これって渡されたよ♪まだ回復してない人にって』
『幻のポーション………ハルちゃん、あなたは、もしかしたらあの伝説の方……』
『お母さん伝説って…よく聞かせてくれたあの話?』
『そうよ!古より水族に伝わる伝説……水族の住まうレス湖に災いが降り注ぎ、水族に滅が迫る時、水の精霊ウンディーネ様が現れ水族は救われる』
親子で手を繋ぎ呟く
『ハルちゃんはウンディーネ様………』
☆・☆・
ハルは湖の中に転移した、まず足から水魔法で水流を出す……
「やった♪出来たのです!これで魔力消耗だけ気をつけてれば大丈夫なのです!」
ハルは食糧のある場所に進んだのです、暫く進むと沢山のシーコンプ、シープルーンを見つけて、採取してバッグに入れていると、出たのですシーウルフが、ハルはスリリングショット水中バージョン、これって水中ボーガンかな?それに氷の銛をセットして次々とシーウルフめがけて放つ!もちろん放つた銛は硬化と加速を付与して!逃げても無駄!マーキングしたから、銛もそこに進んで行くように付与してる、シーウルフと格闘すること1時間、シーウルフは全て撃退回収して、食糧も沢山確保して、ハルはレーラさんが待ってる水族の村に戻りました。
「ただいまなのです♪」
レーラさんは、ハルが戻るとぎゆっと抱き締めてくれました。
『ハルちゃん、ありがとう、食糧採れなくても私達覚悟はできてるから、いいのよ』
レーラさんはハルが何も持ってないから、食糧採れなかったと思ったみたいです、ハルがバッグから出してレーラさんの前に積み上げました、
「沢山確保したのです!ハルいっぱい持ってきたのです♪」
村の人達も集まって来て、ハルが持って来た食糧を見て、涙を流して喜んでいました。
『ハルちゃん、あなたって子は…やっぱり…ウンディーネ様…ホントにありがとう………嬉しくて……なんてお礼を言っていいか……グスン……ホントにありがとうございます』
あ!レーラさんも涙を流して喜んでくれてる……よかったのです。何?ウンディーネって……誰?そんなことはいいのです!ハルはまだ他にもしてあげたいのです!
この大きな湖に散らばってる水族の仲間の人達を助けてあげたいのです!
この湖は、大き過ぎるのです!一周するのに何ヵ月もかかるのです!水の中を進む乗り物作るしかないのです、でも時間がぁ………
ハルはレーラさんに相談しました。
「レーラさん湖にいる他の水族の仲間のところに行く方法が、あるけど、何ヵ月もかかってしまうのです、何かもっと早く行く方法ないですか?」
『あるんだけど…魔石と魔力があれば、転移魔法陣が起動できます』
魔石と魔力?………!ある♪
「レーラさん魔石なのです!魔力はハルが込めます!」
こうしてハルは、湖に住む全ての水族の転移魔法陣を回復させて、食糧問題も少し回復したのでした。




