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ハルは薬草を沢山採取してランクをあげるのです

行って来たのです!頑張ったのです!』




ハルは違う受付の人に薬草採取の報告してました。




「あらぁ♪可愛い冒険者さんね、スミーレ主任が対応してた子ね♪どうしたの?」




『薬草採取したので依頼の処理お願いなの!』




「いいわよ♪依頼書と薬草はここに………ちょっと待ってパルちゃん!パルちゃん?」




『あ!…はい!なのです』




「その背中のバッグなんだけどずいぶん伸びる素材なのね…そんなに膨らんで…まさかそれ全部薬草ってことないわよね…」




ハルは賢いのです、魔法収納のバッグは前に大騒ぎになるからと、教えてもらったから、魔法収納だけど、バッグわ膨らむようにしたのです!偉いのです♪




『そうなのです!パルは頑張ったのです!いっぱい集めたのです!』




「ま・まぁいいわ…この横に出してくれるかな?チェックするからね」




たぶん雑草ばかりなんだろうけど…こあのバッグの膨らみどれだけの量調べるのよ、大変なのに…これだから子供の冒険者は嫌なのよね…




〈ドス!〉




パルちゃんはバッグを床に置き、バッグの中から採って来たものを出している




『うんしょ♪うんしょ♪うんしょ♪………これで全部なのね』




〈ドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッドサッ……………………〉




「はぁーーーー!何この量!なんかバッグの膨らみと量が釣り合わないような…それよりこの量よ!パルちゃん!いいかな?あのね依頼の量って書いてるの知ってるよね?」




『はいなの!3束なのです!パルは頑張ったのです!』




「アハハ…頑張ったのはわかるんだけどね…この量はいくつ採って来たのかな?もしかして…常設依頼だから…かな?」




『そうなのです!パルは賢いのです♪計算もできるのです!偉いのです!』




「アハハ…やっぱりね…それでこれいくつあるのかな…まさか…150ってことないわよね…アハハ」




『そうなのです!150あるのです!何回も数えたのです!これでランクアップなのです♪パル頑張ったのです!』




「やっぱりあるのね!あのねパルちゃん、雑草ばかりなら達成じゃないからね、わかった?」




『はいなのです♪大丈夫なのです♪鑑定よろしくなのです』




パルちゃんはニコニコしてるけど、これたぶんほとんど雑草でしょ?だってこの付近にこんなに薬草生えてる場所ないわよ!ほとんど取りつくされてるし、それに朝受付してまだ昼過ぎよ!お昼休憩くらいゆっくりさせてよね… もぅ…




一応鑑定具で品質も見ながら調べるか………え!何これ?私はパルちゃんを見ると椅子に座って脚をぶらぶらさせて待ってる…あの子ホントにこれを?一部調べて薬草の最高品質・・・うそでしょ・・




私はさらに20束チェックした、ちゃんとした薬草… しかもチェックした全てが品質も最高品質って… まさか残りも全部 最高品質ってことないわよね…えーー!あの子いったい何者なの?




これ主任に報告した方がいいわね




「パルちゃんもう少し待っててくれるかな?お姉ちゃんではなかなかこの量調べることできないから」




『はいなのです♪パルは待ってるのです!』




私は薬草を袋に入れて持とうとした、え!何この重さ…持てなくはないけど…8歳の子供がこれを持てる?疑問に抱きながら私は袋を持ち上げギルドバックヤードに入った。




そこには休憩中の仲間がいて、事情を説明してスミーレ主任を呼びに行ってもらった、私は控え室の大きなテーブルの上に薬草の袋を広げた。




「うー重い」




〈ドサッ〉




「ちょっとユナリこれどうしたの?凄い量の薬草じゃない!」





「そうなのよ、もうびっくりよ!今朝冒険者登録した7歳の女の子が持って来たのよ、しかも150束よ!信じられないわ!一部調べて薬草の最高品質だったから残りも調べるため全部持ってきたのよ!まさか残りも全部最高品質ってことないと思うけど・・・・」




「あぁそれで主任に、判断を仰ぐのね」




「そうだけど、あなたも手伝ってよ!」




ユナリは同僚のサライに手伝ってもらいながら薬草を仕分けしていたら




〈ガチャ〉




「どうしたの!今お客様が来てたのよ、薬草がどうしたの!」




『お前たちの声が応接室まで聞こえてたぞ!』




私たちが薬草の山を前に、仕分けしながら話してるところに、アトリエ冒険者ギルド長テトロさんと、スミーレ主任と、もう一人女性が入ってきた。




「あ!すみません・・・いいですか?」




「あぁ申し訳ない、私は王都諜報機関所属のマエラと言います、気にせず続けてください」




「ギルド長、実は先ほどある冒険者が常設依頼の薬草を採取してきて、依頼完了報告に来たのですが、その量が150束なんですよ!どう思います!」




「まぁ確かに多すぎるがこなせる依頼じゃないか、この付近は薬草は採取できないだろうが、それでこの量が問題なんだな?」




「ギルド長もスミーレ主任も鑑定のスキル持ってますよね、この薬草鑑定して見てください!」




『なんだこれは!最高品質!まさか残りも全部か?』




「まだ調べてませんが恐らく… 間違いないかと… 」




「テトロさんそんなに、最高品質って驚くことなのでしょうか?いえ、私も以前どこかで似たような話を聞いたことがありまして・・」




「薬草はその採取の仕方と時間で品質が劇的に変わると言われています、普通に引っこ抜くだけなら品質は中以下でしょう、最高品質は採取方法とその保管維持があまり知られておらず、最高品質の薬草は、私が知る限るないですね、それにこの量…… 」




「なるほど、ここでもそのように採取するものがいたんですね」




「ギルド長!その採取した者が問題なんですよ!スミーレ主任が午前中に登録対応した7歳の少女なんです!それが昼過ぎにこの量を持ち込んだんです!あり得ないですよ!」




ギルマスも主任も驚きの声をあげる




「嘘でしょ!」




「何だとー!」




そこに諜報機関のマエラが質問する




「ちょっと待ってください!7歳の少女と言いましたよね、登録時の注意項目に引っかからなかったのですか?」




登録に対応したスミーレが答える




「あ!あの子は確か名前がパルで容姿は茶髪のショートで黒目、武器無しでしたね」




「パルですか・・ 双子?なんか気になるわ」




「ちょっと一度見てみるか、ちょっとギルド応接室に呼んでくれ」




ギルマスが別室に呼ぼうとするのを慌てて止める




「待ってください!それはなりません!もし、その子が私の知る人物ならば絶対にしてはならない行為です!威圧する言動、行動これは厳禁です!驚く行為もです!普通に対応してあげて下さい、あの子が楽しくこの町に留まれば、多くの利益をこの町にもたらすと思います!」




「そんなにか… わかった!よしお前達は通常通り処理してやってくれ」





「わかりました!」

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