瑞樹葉瑠
あれここは?
「お嬢様が突然倒れられたので心配しました。」
ボクは、バチン!と言う音と同時に頭の中にメッセージ流れ、身体に衝撃がはしりボクは気絶したんだよね、その時この人達の計画も聞いてるし、多分逆らえないし、成り行きに任せるしかないかなぁ
そう言えばあの時のメッセージって確か
【スキル幻覚催眠耐性取得しました】って頭の中にメッセージが流れて来たんだ
この人達はどうやってボクを廃棄するんだろ?ボクの前にいる騎士の装備を身につけた人とボクを連れてきたメイドとその付き添いが一人計5人がボクに対峙していた。
意地悪してみるのです
「一緒にいたお姉ちゃん達はどうしてますか?明日からどうするのですか?」
「お答えします、勇者様一向はそれぞれお部屋でおやすみになってると思います、明日は皆さまは、来る魔族襲来に備えてダンジョンでの訓練と、学園でこの世界と魔法の知識を勉強して頂きます。お嬢様はまだ幼いゆえに学園も鍛練もできませんので我が国の貴族家で成人年齢まで生活して頂きます。2日後には迎えの馬車が来るはずです」
「それは嫌なの!みんなの近くにいきたいの!」
「お嬢様それはできません!」
「嫌なの!みんなの近くにいくの!」
あまりの我が儘ぶりに一人のメイドが近寄り
「お嬢様!」
バチン!
その時頭の中に声が聞こえる
【スキル痛覚耐性取得しました】
何今の?ボクはメイドに平手打ちをされ痛かったけどすぐ痛みは消えた 警戒されないために唇を噛んでわざと血を流し泣きまねをする
「グスン…うわーん!ぶったのぉー痛いのぉグスン」
メイドは、膝を折りハルに目線を合わせて言ってくる
「お嬢様!もう一度言います!貴族様の家に行きますね」
「グスン…わかったの」
「お嬢様ここにいる間は、トイレ以外は部屋を出ては行けません、わかりましたか!」
「わかったの…お願いがあるの、轟お姉ちゃんにお別れのお手紙届けて欲しいの、だめなのですか?」
「わかりました。ただし短い文章です」
ボクは急いで手紙を書いた。あれ何でハルは轟お姉ちゃんの名前わかったんだろう、まぁいいか
【ルナお姉ちゃん、カエデお姉ちゃん、この世界は今までの常識が一切通じないのです。注意するのです。やさしい親切な相手も注意ですの、冷静に行動するのですの!自分達だけで頑張るのですの生き残ることだけ考えるのですの!元の世界に帰れないのですの!お姉ちゃんハルわさよならですの!お姉ちゃん頑張るのです!バイバイ!】
「これを渡して欲しいの!お願いしますの」
一応警戒されないように言葉使いはずっとこのままお子ちゃま言葉をって言ってもなんかこれ以上の言葉使いできないかも…
うーんトイレ以外部屋から出るなって酷酷いのです、ハルのような冷静不気味幼女は追放するまで大人しくしてろってことなの?
「では、迎えの馬車が来るまで、この城内の担当するメイドと共に、お過ごし下さい」
「お嬢様こちらです」
ボクは部屋を出てメイドさんが案内する部屋に行く、凄く歩いてるのです、みんなの所と離れた場所に行く見たいなのかなぁ、まぁここでは殺されないかな?
でもここを出たら、まともなご飯が食べれないのです!ここにいるときに食べとかないといけない気がするのね
「お嬢様こちらです、勇者様が沢山召喚されましたので城内に部屋がございませんので、申し訳ないのですが、私と同室で出発まで過ごして頂きます、よろしくお願いします」
メイドさんは深々とお辞儀をしてボクの着替えを取りに行った。
さて今のうちに整理確認しておかないと、ハルは自分の姿を鏡で確認してみたのです
うわー小さい手に、髪は長く腰くらいまであって銀髪、体も小さいし顔は可愛いかな小さい女の子になっちゃったんだ、ハルに転生前の大人の記憶があるのが信じられない
よくわからなくなってきたのです、なんか記憶がぼやけるのです
やっぱしあの時ボクだけ死んだのかなぁ
そういえばあの後何かあった?なんかどんどん記憶が薄れていくのです、ぅう思い出せないのです
もうどうでもいいや
多分ステータスでわかるんじゃないかな念じるように言葉にする
「ステータス」
出たのです!
名前 ハル
年齢 8歳 ♀
身長105cm 体重15kg
種族 人族 【μΘ§δ】
LV.1
生命力 HP 5【ηαγγγγγ】
魔力 MP 5【ηαγγγγγ】
物理防御 5【ηαγγγγγ】
魔法防御 5【ηαγγγγγ】
物理攻撃力 5【ηαγγγγγ】
魔法攻撃力 5【ηαγγγγγ】
俊敏 5【ηαγγγγγ】
知力 5 【ηαγγγγγ】
スキル 分解LV.1 解Θ§ηLV.1 吸収ΛΘΨ LV5 痛覚耐性LV.1 状態異常Λγβ
【ΔΣ§δ】
称号 理δμΘ
ほえ?ナニコレ・・名前カタカナ表記?なんでなの?年齢8歳?身長に体重それに種族の後の方が文字化け?えーーーー!
思わず突っ込みたくなるのです、それに悲しいくらいの低い能力値、はぁちょっとは期待したのです、やっぱり子供だったの?
でもこんな小さい子どもじゃ廃棄されたらすぐ死んじゃうのです、でも絶対生き抜いて見せるのです!