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悪い人をいっぱい捕まえたのです

私はハルちゃんの案内で森の中を歩き、案内された場所に来ていた。




「あそこなの!あの中は悪い人以外はいないのです!やるのです!」




「ハルちゃん!さっき違う魔力の人もいるって言ったよね?どうして悪い奴ってわかるのかな?」




「悪いやつと一緒にいるからなのです」




「えーー!もし村人とかだったらどうするの?」




「あ!」




「はぁー」




「一人だけなんて怪しいのです!悪い奴の仲間なのです!」




「ハルちゃん、一人だけ助けるって、めんどくさいからとかじゃないよね」




「・・・・・・・・」




やっぱめんどくさいんだ




「ちなみにどうやって倒すつもりかな?」




「毒使うです!」




「おい!それ以外はないのかな?」




たぶんこの子面倒くさくなったな




「どうして、悪いやつ倒す!いい事なのです!」




もうハルちゃんの中では一人だけいるのは悪い仲間って判断なのね




「できれば捕まえたいかなって」




「わかったの!これ使うのです!」




「何その草は?」




「スリプ草なのね、これ燃やすと煙沢山出るのね、それ吸うと眠くなるのです洞窟の中に煙入れるのです!弱い風魔法で煙送るです」




「でも、後煙無くなるまで入れないよ」




「大丈夫なの奥に小さな魔物もいたから、どこかにつながってるのです」




「わかったわ、任せるから」




「やるのです!」




大量のスリプ草を取り出し草を燃す




〈モクモクモクモク〉




風魔法で上手く煙を洞窟に送るハルちゃん




〈ヒューーーーーー〉




煙を送り続けること数十分




新鮮な風を送り洞窟内をクリーンにする




「大丈夫なのね、入るのです捕まえるのです!」




「結構な人数ね、お姉ちゃんこれ使うのです」




「ハルちゃんはバッグから硬い魔物の糸を出して来た、これは?」




「鋼糸って言うです、いっぱいあるのです、この人たちでは切れないのです」




私とハルちゃんで盗賊たちを縛っていき、ハルちゃんの言ってた違う魔力の人物を見つけた




「これは王国の貴族?ん?書類何これ!王女暗殺命令書ダメだ!なんか大変なことに手を出してしまった、これヤバイ」




「どうしたの?お姉ちゃん」




「ハルちゃんここにある盗賊のお宝だけもらって帰ろ、この人たちの事報告したら、ハルちゃんも私も静かに暮らせなくなるわ」




「それは、嫌なのです!早くお宝だけ持って帰るです」




「ねぇはるちゃん、村からここまでの地図って書ける?」




「サーチで村の位置わかるからかけるのです」




「じゃお願いできるかな?」




「はいなの」




私もこいつの人相と特長書いて、あと計画書のことも書いてっと




「ハルちゃん、書いた地図見せてくれる」




「これなの!」




「凄くわかりやすいね、さすがね……」




あ!これこのままだとばれるわ、《ここに悪い人いるのぉ》これはダメだわ…特長のあるところ消してと、これでいいかな




「ハルちゃんお宝回収した?」




「はい!いっぱいあったの」




じゃこいつらを全員まとめて、縛ってあの石柱に縛り付けておけばいいかな




「ハルちゃん行くわよ、あとねこの封筒をハルちゃんの隠影と気配遮断で、村の入り口にいる兵士の人に渡してほしいの、絶対見つかったらだめよ!」





「はいなの!行ってくるの!」




村の兵士、兵士、っとあの人かな?ちょっと離れたところにいる綺麗な兵士さんなの、あれ?こんな人いたのかなぁいいのです!この人にわたすのです




風魔法を纏わせて手紙を少しだけ強化して、えい!




〈ピシューーザク!〉




「何やつ!誰もいない ん?手紙?」




しかし凄い、手紙をここまで飛ばして木に刺す技術もだけど、この私の気配感知を上回る気配遮断もちとは




私はモーリスト国、護衛師団所属のマエラ、姫様がこの村を出発されてから、後を追いかける者がいないか探りながら一人で後を追いかける予定で村を出たところで、気配遮断を使い待機していた、突然の出来事にビックリしたが、まさかこのような知らせが入るとは




この手紙の内容が重要な案件のため真意がわからないが、急ぎ知らせなくては、後何名か手勢を引き連れて、この記されてる場所に確認に向かうか




☆・☆・☆


私たちはクポルの町に戻る途中、ハルちゃんがお眠モードになったため野営をしている、まぁ今日はハルちゃん大活躍したし仕方ないと思うわ、テント張るとすぐ寝ちゃったもんなぁ




でも、ハルちゃんホントに渡してくれたのかな?万が一王女様の関係者にわたったら、考えるのやめ、ちゃんと特徴消したし、ハルちゃんまだ小さな少女だし大丈夫でしょ私も寝よ




次の日私とハルちゃんは何事もなく無事クポルの町に着いた。




すぐに冒険者ギルドに向かい、クエスト報告をしハルちゃんは大喜びしてはしゃいでいた。




「やったぁ♪ハルの初クエスト完了なのです!嬉しいのです!」




ほんと嬉しそう、あ!そうだ♪




「ねぇハルちゃん、ワイルドボア倒すとき、牡丹鍋ってはしゃいでたでしょ?あれってハルちゃん作れるの?」




「はい!ハルは料理が得意なのです!ハルが冒険する一番は調味料を作ることなのです!」




「ふーん何か楽しみね」




「盗賊のお宝の中に調味料あったから、いろいろできるのです♪カエラお姉ちゃんたち帰ってきたら作るのです」




ハルはカエラお姉ちゃん達が戻るまで、ギルドにある厨房を使う許可をもらって料理の下準備を始めました。



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