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瑞樹とクラスの仲間

ごほん!お嬢様はこちらに来て頂けますか?このままでは話が進みませんので




では、何故あなた方が魔族に匹敵するか、説明します




宰相は、兵士長に能力プレートを見せるように指示する




「皆さんこの兵士長は、王国一の強者です、能力プレートを表示しますので、見てください」




兵士長のラルフは私達に見えるように前に出てくる




ステータスプレート!オープン!




すると兵士長の前に能力プレートが表示され私達も見えるように表示された。


名前 ラルフ・クラルド


年齢 35歳 


身長225cm 体重190kg


種族 人族


LV.56


生命力 HP 24,000


魔力  MP 4,000


物理防御   25,000


魔法防御   8,000


物理攻撃力  45,000


魔法攻撃力   5,000


俊敏     15,000


知力      6,000


スキル 身体強化LV.3 風魔法LV.3 


称号 王国兵士長




皆がおお!と驚いている





「これが兵士長の能力です、皆さんこちらに来てステータスをお見せください」




「なんかよくわかんないけど、俺から行くぜ!ステータス!」




名前 藤代真一


年齢 17歳 


身長191cm 体重78kg


種族 人族


LV.1


生命力 HP 1,000


魔力  MP 1,000


物理防御   1,000


魔法防御   1,000


物理攻撃力  2,000


魔法攻撃力  2,000


俊敏     1,000


知力      1,000


スキル 光属性魔法LV.1 風魔法LV.1 火属性魔法LV.1 水属性魔法LV.1 雷属性魔法LV.1 身体強化LV.1 物理防御LV.1 魔法防御LV.1 成長促進LV.1 剣術LV.1


称号 光の勇者




国王たちは藤代のステータスを見て歓声をあげていた。




「これは素晴らしいです、LV1でこの能力値しかも5属性の魔法まで使えるとは王国史上初めての出来事です、さぁ勇者様こちらへ」




藤代真一は機嫌をよくしながら国王に手を握られ、横に控えてる王女らしき女性にも手を握られ調子にのり他の生徒たちに指示をしている




「お前らなら大丈夫だ見せてやれよ!俺たちの能力を」




次に前に出てきたのは近藤文雄




「次は俺だ!ステータス!」




名前 近藤文雄


年齢 17歳 


身長188cm 体重80kg


種族 人族


LV.1


生命力 HP 1,000


魔力  MP  300


物理防御   1,200


魔法防御    100


物理攻撃力  2,000


魔法攻撃力    0


俊敏      300


知力       200


スキル  身体強化LV.1 物理防御LV.1 成長促進LV.1 体術LV.1


称号 光の拳士




また国王たちから歓声が上がる




「さぁ勇者様こちらに」




「次は僕だ!ステータス!」




名前 佐々木優斗


年齢 17歳 


身長185cm 体重68kg


種族 人族


LV.1


生命力 HP  700


魔力  MP 1,200


物理防御    700


魔法防御   1,200


物理攻撃力   100


魔法攻撃力  2,100


俊敏      700


知力       600


スキル 光属性魔法LV.1 風魔法LV.1 火属性魔法LV.1 水属性魔法LV.1 雷属性魔法LV.1 土属性魔法LV.1 物理防御LV.1 魔法防御LV.1 成長促進LV.1 


称号 光の賢者




「次は私ねステータス!」




名前 古見奈奈


年齢 17歳 


身長175cm 体重58kg


種族 人族


LV.1


生命力 HP 500


魔力  MP 2,000                     


物理防御   300


魔法防御   1,800


物理攻撃力  350


魔法攻撃力  2,200


俊敏     1,000


知力      1,000


スキル 光属性魔法LV.1 風魔法LV.1 水属性魔法LV.1 聖属性魔法LV.1 魔法防御LV.1 成長促進LV.1 


称号 光の聖女




「おお!これも素晴らしい!しかも聖女様!ささこちらに」




こうしてクラス28名の生徒全員何かしらの称号を持ちそれぞれの平均能力値は500とかなり高く、国王たちも喜び最後の一人を残し全員が歓迎の宴が用意されてる部屋に案内されていった。




ちなみにこの世界の人族のLV.1の平均能力値は50だそうだ。




「あのぉーまだボクが残ってるのです」




「これは、お嬢様失礼しました。お嬢様は年齢的にまだ成人されてないと思います、この世界では一般的に成人の儀まではスキルが現れません、ですからお嬢様も同様かと思います、お嬢様には別室にて今後のことを説明いたします」





ボクが別室に行くため部屋を出ると、綺麗なお姉ちゃん二人がこっちを見てお辞儀をして手を振って来た、あの人は確か、轟さんともう一人はなんか思い出せそうなのけどボクは、お姉ちゃん達に手を振り別れて、案内してくれているメイドさんの後について行った。




別室に入るとメイドさんに着席を進められた。




「お嬢様、しばらくここでお待ち下さい」




ボクは席に座って待ってると、兵士数人と黒いフードをかぶった人が入って来て、フードの男はボクの手を掴むといきなり何かをはめようとした。




「何するですか!離してぇー!」




「うるせぇ!しずかにしろ!」




バチン!




「うっ…」




ドサッ




ボクは、何かをはめられようとして、手に激しい痛みがはしり気絶した。




「おい!なんでこいつ隷属の腕輪がはじかれた?これはどうだ? 」




バチン!




「 嘘だろ!何ではまらない!何なんだよこのガキは、わけわかんねえ」




フードの男は諦めて次の行動に移った


「おい!毒飲ませて見ろ!」




兵士達は、飲ませようとするも横たわって眠るハルにのませることが出来なかった




「くそ!全然飲まねぇ!ゲルマン様変化ありません!」




「馬鹿やろー!お前は、バカか!横になって寝てるやつがどうやって飲むんだよ!」




「あ!すいません」




「どけ!こうやるんだよ!」




ゲルマンは、ハルの身体を起こし顔を上に向け、口を開けさせゆっくりと流し込む




ゴクゴク




「変化ありません」




くそ!




「耐性持ってるかも知れん、もっと飲ませろ!」




「お!色が変わってきました。」




ゲルマンは、袋から別の腕輪を出して渡す




「よし今度はこの魔力封じの隷属腕輪はめて見ろ!」




「はい!」




バチン!




「いってぇ!ダメです!」




「何度もやって、新しく改良された魔道具も同じとはもういい!隷属出来ないこの子は申し訳ないが、廃棄する!この事は、宰相様に報告する」




宰相に報告して先ほどの男が戻って来ると部下達に指示を出す




「お前たちは今すぐレタース大森林にい行く準備を整えて来い、準備が出来たらレタース大森林奥の嘆きの谷にこのガキを落とせ!森の入り口付近は、冒険者がよく魔物を狩るから見つからないように注意しろ!廃棄場所の谷の崖までお前達なら2日あれば着くはずだ、その間この薬を飲ませ続けるんだ、奥にある嘆きの谷に投げ込めば間違いなく廃棄できる、危険だが言ってきてくれ!」




部下達もうなずく


「わかりました!ただ谷までとなると準備に時間がかかりますが」




「危険な森だから結界石と魔物よけを大量に用意する必要があるから仕方ない、どれくらいで準備がかかるんだ?」




「2日、遅くても3日あれば準備が整います」




男が娘の担当のメイドを呼び指示を出す




「いいかこれは命令だ!この娘は、森に連れて行く事になった、それまでこの娘に眠りの秘薬を通常の3倍飲ませといてくれ、ギリギリまで眠らせておいてほしい」




「わかりました」




ボクは途中から気がついていた。廃棄って言ってたけど、嘆きの谷何それ?眠りの秘薬って睡眠薬かなぁ




さっきのショックで脳に刺激が起きてボクがここに来るまでの記憶が薄っすらだけど戻ったのね、眠った振りをしながらいろいろ整理してみた




まず身体だよ、凄く小さいしかも女の子?ちょっとビックリかな、微かに思い出した記憶では、ボクは学校の先生だった?それでバスで移動中にトンネルで天井が落ちて来てボクに当たって、うーんほんとはっきり思い出せないや、ボクはあの時死んでる?先生って事は、ボクって大人だったの?




でも生徒たちは・・あ!あの光ってたのって召喚されたときの光?じゃなんでボクは少女になってる?ボクも召喚された部屋にいたよね、え?ボクだけ召喚じゃなく転生者?うーんわかんない




多分ボクは死んで転生して何故かあそこにいた、何でかわからないけど、転生って生まれ変わる事だよね、何で赤ちゃんでなく小さな女の子なの?わかんない事いっぱいなのです




はっきり覚えてないけど、あそこにいた人達って、生徒なの?たぶんそうだと思う、でもあの対応見てたらちょっと心配なのです、生徒の記憶も先生だった記憶もほとんどないけど、あの女の子達は何となく覚えてる、それにしても生徒たちは召喚されて回りが凄く変わってるのに、あの人達の誘導に乗って動いちゃって、何でもっと疑う事しないの?安全のための条件とか話し合わないの?バカなの?騙されてるのわかってるのに、ほっとけないよね、誰かに伝えておかないと、危ないのです




あれ?ボクのこの状態って小さな女の子だよね、自分がヤバイのです




でもあの子達に警告してあげないと、うーんどうやって伝えようかなぁこの身体だし、信用してもらえないだろうし、わずかに記憶のあるあの子達二人に何とか伝えることができれば、あとはみんなに注意してくれると思うけど名前何だっけ確か・・




何かこの身体になってしゃべる口調もおかしくなってるのです

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