#01 憧れの先輩
お待たせしました!
光は高校を卒業してゲーム会社[ドリームホッパー]の前に立っていた。
「今日から私も社会人だ!頑張るぞー!」
そう光は片手を拳にして高く挙げた。
「こらこら、そこの君!ここは学生が来る場所じゃないわよ」
そう言ったのは紫色の髪に長髪のキレイな顔立ちの女性だった。
「あっ、いえ、私はこの会社の新人の朝風光と言います!」
そう光は女性に自己紹介をした。
「朝風?ああ!貴女だったんだ!時戸が気に入った子って!」
そう女性は光に言った。
「えっ?」
そう光は少し驚きながらどういう意味か解らなかった。
「私はADの北本すばるよよろしくね」
そうすばるは光に自己紹介をした。
「えっ!AD何ですか!」
そう光は驚いていた。
「ええっ、仕事は想像に任せるけどあまり大変じゃないわよ」
そうすばるは光に言った。
ーーーーーーー
ドリームホッパー内に入った光は自分の席に座り辺りを見ていた。
すると自分の後ろのデスクに座っている男の人を見た。
それは癖毛で少し不良に見えた文学系の男がパソコンで何かを打っていた。
「あの、すばるさんあの人ってやっぱり時戸恭夜さんですよね」
そう光はすばるに恭夜の方を指差した。
「ええ、彼はこの会社で唯一の男のシナリオライターの時戸恭夜くんよ」
そうすばるは恭夜を見ながら言った。
「困ったら彼に聞いたらいいわよ」
そうすばるは笑顔で光に言った。
「あっ!はい!」
そう光はすばるに頷いたがまだ恭夜がどんな人なのかも知らないから少し不安になっていた。
ーーーーーーー
光は自分の役割が何かまだ聞いていなかった事に気づいて恭夜に聞きに行った。
恭夜は耳にヘッドフォンをして曲を聞きながらシナリオを作っていた。
「あの、時戸さん」
そう光は恭夜に声を掛けたが恭夜は完全に物語の製作に精神が集中していた。
「ん?」
恭夜は少し後ろを振り向いた。
そこには光が涙目になりながら立っていた。
「ああ、すまないな!シナリオに集中していた!何か用か?」
そう恭夜は光に謝りながら聞いた。
「あの、私は何をしたらいいでしょうか?」
そう光は恭夜に聞いた。
恭夜は書類を見た。
「なら、キャラクターのデザインをお願いしようかな」
そう言って恭夜はキャラクターのイメージした文章を15ページまとめたのを渡した。
「あっ!はい!頑張ります!」
そう言って光はキャラクターの特徴が書かれたキャラクター案を読み始めた。
光はキャラクターの特徴を一つ一つ読みながらどんな感じにするか考えていた。
ーーーーーーー
光はキャラクターのデザインを考えたが中々上手く描けないでいた。
「全然描けない!」
そう光は悩みながらデスクにうつ伏せになりながら苦悩していた。
「どうしたの?」
そう隣のデスクで作業をしていた人が光に話し掛けてきた。
「えっと、時戸さんからキャラクターの内容を書かれた紙を貰ったんですけどわからなくて」
そう光は隣の女性に設定資料を見せた。
「ん~?確かに難しいね」
そう女性は少し苦笑しながら言った。
「どうしたらいいんだろう」
そう光は片手にタッチペンを持ちながら言った。
「う~ん、資料になるか解らないけど明日香さんに聞いてみたらどうかな?」
そう女性は一人の女性の名前を言った。
「明日香さん?」
そう光は頭に?マークを浮かべた。
「うん、明日香さんはキャラ作りが上手いから」
そう女性は笑顔で言った。
「あっ!そういえばまだ自己紹介してないね!私は国北かのんだよよろしくね」
そうかのんは片手を差し出した。
「あっ!はい!朝風光ですよろしくお願いいたします!」
そう光は頭を下げた。
「おはようございます」
そう言って来たのは長髪で赤い髪の綺麗な女性だった。
光はその人を見て綺麗な人だと思っていた。
「あれ?明日香さん今日は遅いですね」
そうすずみは明日香と呼ばれる女性に言った。
「・・・・・・ちょっとね・・・・」
そう言って明日香は自分のデスクに座った。
「あっ、あの!」
光は明日香に話し掛けた。
「なに?」
そう明日香は光を見た。
「あの、時戸さんからキャラクターのイメージ案を貰ったんですけどどうしたらいいか解らなくて教えてくれませんか?」
そう光は明日香に聞いた。
「・・・・それならまず自分の中でイメージしたキャラクターを描いてみたらどうかな?」
そう明日香は片手にペットボトルで水を飲みながら言った。
「なるほど!解りました!」
そう言って光はデスクに座りPCでキャラクターを描き始めた。
ーーーーーーー
昼休みになり光は9体のキャラクターを描き終えていた。
「オーイ!朝風!」
そう恭夜は光の肩をポンポンと叩いた。
「えっ?何ですか?」
そう光は恭夜の方を向いた。
「昼だから飯を食いに行かないか?」
そうか恭夜は光に言った。
「えっ!もうそんな時間ですか?」
そう光は恭夜に聞いた。
「ああ、もう正午だ!」
そう言って恭夜は片手の腕時計を光に見せて言った。
「すみません、ならお昼一緒に食べます!」
そう光は恭夜に言った。
「ラーメンとそばとグラタンどれがいい?」
そう恭夜は片手に財布を持ちながら聞いた。
「えっと、ラーメンで!」
そう光は恭夜に言った。
「なら、ラーメン屋に突撃だな」
そう言って恭夜は光と一緒にラーメン屋に向かった。
ーーーーーーー
ラーメン屋に到着した二人はメニュー表を見ていた。
「決まったか?」
そう恭夜は光に聞いた。
「えっと、私あんまりこういう所に来た事無くて」
そう光は頭から汗を出しながら言った。
「この店はラーメン系は全て美味いぜ」
そう言って恭夜はじっとメニュー表を見ていた。
「なら私は塩ラーメンで!」
そう光は塩ラーメンを選択した。
「なら俺はチャーシュー麺で」
そう言って恭夜はメニューを店員に言った。
「塩ラーメンとチャーシュー麺ですね」
そう言って店員は確認を終えて調理場でメニューを店員に渡した。
ーーーーーーー
二人は昼食を食べ終えて会社に戻っていた。
「あの、時戸さん!」
光は時戸を呼び止めた。
「ん?どうした?」
そう恭夜は光の方を見た。
「あの、恭夜さんはゲームのシナリオを書くときどんな事を考えてるんですか?」
そう光は一生懸命な一言を恭夜に聞いた。
「ん?あ~俺は誰かの心に感動を与えられたらいいなと思ってシナリオを書いてるんだよ」
そう恭夜は光に言った。
「えっ!じゃあそれを考えてあの感動作を創ったんですか?」
そう光は片手に財布を持ちながら恭夜に聞いた。
「ああ、ずっと物語を創ってきたからな」
そう言って恭夜は空を見ながら言った。
「さてと会社に戻るぞ!」
そう言って恭夜は光の頭を優しく撫でた。
ーーーーーーー
光は恭夜のゲームを創る理由を聞いて自分がどんなキャラクターを創るか考えていた。
「そうだ!次は主人公を創ろう!」
そう言って光は主人公を描き始めた。
髪型は少し長めの髪に後ろで結んでいる青年で見た目は女の子に見えてしまう。
顔つきは美形で学校の文化祭で女装が似合う男子ベスト10の中で一番の実力を持っていると書かれていた。
光はそのキャラクターをイメージしながら書き始めた。
「あと少しなんだけどな」
そう言って光は悩んでいた。
「あれ?どったの?」
そう聞いてきたのは光の席から斜め上の場所に居た女性だった。
「えっと、主人公の見た目が中々できなくて」
そう光は女性に言った。
「どれどれ うむ、完璧に見えるけどな」
そう女性は主人公のデザインを見ながら言った。
「でもこれだとパンチが弱い気がして」
そう光は主人公の絵を見て言った。
「ふむ、まぁゆっくり悩んだらいいんじゃないかな?」
そう女性は言った。
「はい!」
そう光は女性に返事した。
「まだ自己紹介がまだだったね、私は一文字りょうよろしくね」
そうりょうは光に片手を差し出した。
「あっ!はい!よろしくお願いいたします!」
そう光はりょうに挨拶した。
ーーーーーーー
夜の8時になり光はカフェオレを飲みながら主人公を描き続けていた。
そしてようやく完成した。
光はイラストを恭夜に渡しに言った。
「あの、恭夜さん!イラスト出来ました!」
そう光は恭夜にイラストを渡した。
「おっ!完成したか」
そう言って恭夜はイラストを片手に持ちながらそれを見ていた。
「どうでしょうか?」
そう光は恭夜に聞いた。
「ふむ、キャラクターの大半はかなりよく出来ているな!なにより主人公がよく出来ている完璧だな」
そう恭夜は光に笑顔で言った。
「あっ/////////ありがとうございます////////」
そう光は恭夜に言った。
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会社の外に出てドリームホッパーのメンバーと一緒に帰っていた。
「あの、北本さん」
光はすばるを呼んだ。
「何?」
そうすばるは光の方を見た。
「今私達が創ってるゲームは何ですか?」
そう光はすばるに聞いた。
「確か何でしたっけ?」
かのんは恭夜に聞いた。
「ああ、時の悲しみの後継機の[叫びたい唄]だよ」
そう恭夜は言った。
「私、あの時の悲しみのゲームをしてゲームを創りたいと思ったんです!これからよろしくお願いいたします!」
そう光は頭を下げて言った。
光の初めてのゲーム造りが今始まった。
続く
ポイントよろしくお願いいたします!




