新年祈願ッ!!
笹浦二高女子ソフトボール部のみんなが、浴衣姿で登場です。
夏蓮「みなさま。明けまして、せ~のっ!」
部員一同 ――「「「「おめでとーございます!!」」」」――
夏蓮「今年は2016年、平成でいうと……えっと~……」
柚月「ニッパチよ……」
夏蓮「そうそう!平成28年です!今年もみなさまにとって、素晴らしい一年になることを、笹浦二高女子ソフトボール部は揃って祈願いたします!」
梓「それにしても、物語がなかなか進まないね。まだ私が入部してから、まだ一週間ぐらいしか経ってないらしいんだけど……」
咲「ホントそうだよね~!作者さん、やる気あるのかな~?」
夏蓮「作者さんが言うには、物語の終わりや大切な部分は決まってるんだって。ただ、その大切な部分が多すぎるらしい……」
咲「えぇーーっ!?まさかこれからも涼子ちゃんは出るんだよね!?ねぇ!ねぇ!!」
夏蓮「咲ぢゃん……ぐるじい……」
柚月「呆れた……ホントに計算できない人なんだから……梓みたいに」
梓「最後の一言は余計でしょ?柚月だってマネージャーなのに、いくらなんでも最近目立ち過ぎでしょ……」
菫「まあまあ、梓先輩!みなさんの前ですから!」
梓「柚月のいじわる……鬼……」
柚月「ウフフ!出番を増やしたいなら、まずは取引先に気に入ってもらうことが大切よ、梓ちゃん!」
梓「間違えた……この魔女……」
菫「アハハハ~……でも、今日までなんとか続けてこれて良かったよね、ねぇ凛?」
凛「うん。一時期は書けなくなったらしいけど、また書く気になったみたいで、うれしい」
メイ「話によると、どうやら入院していたらしいですよ!帰ったらうがい手洗いをちゃんとしないから、痛い目を見るのです!」
凛「そんなんで治るほどのものでは……」
菫「……まあまあ!その話はこのへんで!作者さんは今、執筆に相当時間掛けてるらしいよ。ですよね唯先輩?」
唯「あぁ。最近は大好きなプ○ンセスプ○キュアがまともに観れねぇって、夜な夜な頭抱えてるみてぇだぜ」
メイ「えぇ!?作者さんプ○キュアを観てるんですか!?」
唯「あぁ。初期の頃からずっと好きで、命を助けられたとか言って尊敬までしてるらしいし、ボックスやブルーレイまで集めてるらしいぜ」
メイ「そ、それは初耳でした……」
凛「中身は、子どものままってこと……」
菫「まあまあ!好みは人それぞれだよ。そうですよねぇ唯先輩?」
唯「そうだな!菫の言うとおり、オレたちが悪いこと言えたもんじゃねぇよ」
メイ「なるほど!!好きこそ物の上手なれ、ですね!?」
凛「上手って、何が……?」
美鈴「てか、唯先輩たちってそんなに仲良かったんでしたっけ?下の名前で呼びあったシーンはまだないはずっすけど……」
菫「もちろんだよ!まぁ、本編ではまだみたいですけどね!」
唯「まあな。これからオレたちはこうなるってことさ」
美鈴「なんか……嫉妬する……」
きらら「大丈夫にゃあ!ミスズンのことは、このきららに任せるにゃあ!」
美鈴「うぅ~!きらら先輩!!」
夏蓮「みんな、何だかんだ言って楽しそうだね!」
梓「あれ?叶恵は?」
柚月「あ、あそこ……パソコンいじってるみたいだけど、何やってんのかしら……?」
叶恵「ウッシッシ~……」
叶恵「いいわよ~この一月でアクセス数がこんなにも増えた。このままどんどん増やして有名になって、いつかはこの私を主人公とした物語に書き換えて出版するわよ~」
咲「ねぇ叶恵ちゃん!!」
叶恵「うわぁ!!急に何よ!?って、ああ!!パソコンの電源落ちちゃったじゃない!!どうしたくれんのよ!?」
咲「そんなこと、言われても……」
夏蓮「叶恵ちゃん、みなさまの前だよ?」
叶恵「あ、そうだ!いい機会だから言わせてもらうけど、おい作者!!私の夢を叶える呪文、カ~ナッカナ~の一言、忘れてんでしょ!?あれ、どれだけ恥ずかしい思いでやってるのかわかってんの!?」
夏蓮「まあまあ叶恵ちゃん。私が聞いたところだと、叶恵ちゃんのメイン回で、またやるらしいよ」
叶恵「また、あれをやれって言うの!?」
夏蓮「まあ……それだけ大切らしいよ?」
叶恵「くぅ~……勝手に苦労人扱いしやがって……」
梓「メイン回かぁ……ねぇ夏蓮?メイン回って、私らそれぞれにあるの?」
夏蓮「そうみたいだよ。今は唯ちゃんの回だけど、全員分ちゃんと用意してるみたい」
柚月「マジで何年書くつもりなのよ……?」
夏蓮「さて、では最後にみんなから一言ずつ!今日まで観てくださった方々に挨拶とこれからの目標を言いましょう!」
夏蓮以外 ――「「「「気持ちの切り替え、はやっ……」」」」――
夏蓮「時間がないらしいからさ。じゃあ早速始めよう!まずは一年生から!菫ちゃん!」
菫「あ、はい!えっと……まずはあたしたち物語に目を通していただき、本当にありがとうございます。どうかこれからも、末永く見ていてくださると嬉しいです。ちなみに、あたしの目標は……家事と部活を両立させることです!!チビたちのことも含めて、今年もよろしくお願いいたします!!」
夏蓮「いいお姉ちゃんだね!じゃあ次は凛ちゃん!」
凛「はじめまして。みなさんは元気でいらっしゃいますか?特に小さな子どもたちは、風邪とかひいてないか心配です。そんなときは、わたしたちのことよりも、まず自分自身の身体を考えて、ゆっくりお休みください。それで治ったら、またわたしたちにみなさんの笑顔を見せてください。わたしの目標は、もっと丈夫になることです。また今年も、よろしくお願いいたします」
夏蓮「凛ちゃんは笑うと、何だか落ち着くなぁ……じゃあ次は……」
メイ「……どうも~!!メイ・C・アルファードです!!女の子のみんな~!!いっぱい食べてますか~!?しっかり食べないと、将来NICE BODYに慣れなくなってしまいますから、しっかりとした食事、それと運動もちゃんとやって、素敵なLADYを目指してくださいね!!ちなみにワタクシの目標はズバリ!身長を伸ばすことですね!!今年もよろしくお願いしま~すッ!!」
夏蓮「凄い元気だね……じゃあ美鈴ちゃん!」
美鈴「う、うっす……いつも応援ありがとうございますっす……えっと……その……ですね……いつもありがとうございます!!すみません!!これしか出てこないっすけど、みなさまには心から感謝してるっす!!えっと……うちの目標は……もっと喋られるように頑張ります……今年もよろしくお願いいたします……」
夏蓮「緊張しちゃったみたいだね……さて、ここからは二年生だね!まずはきららちゃん!」
きらら「にゃあ!!みんなー!!きららっだにゃあ!!元気かにゃあ?いつも応援ありがとうにゃあ!!にゃんだか、ツイッターとかでも毎回リツイートしてくれる人もいるみたいで、作者さん嬉しすぎて発狂してたにゃあ。本当にありがとうございますにゃあ。きららの目標は~、もっと元気でいることだにゃあ!!今年も、よろしくお願いいたしますにゃあ!!きららのメイン回、きららと信次くんのイケない校内恋愛に、是非とも期待してほしいにゃあ!!」
夏蓮「残念ながら、それはありません」
きらら「そんにゃあーーーー!!ガビーンにゃあ……」
夏蓮「結構落ち込んじゃったみたい……次は唯ちゃん!」
唯「お、よぉ……いつも観てくれて、ありがとな……感謝してんよ、これでも……まぁ、これからもよろしくな。オレの目標は、そうだな……やっぱ、もっとみんなと仲良くなることかな。友とか仲間とか、オレはそういうの大好きだからさ……今年もまた、よろしくな。あ、あと……慶助のことも、頼むな……」
夏蓮「唯ちゃん、クールでかっこいい!次は咲ちゃん!」
咲「ヨッシャー!!みんなぁ~~!!いつもアタシたちの応援ありがとう!!笹二ソフト部がこんなに続くなんて、夢にも思ってなかったからビックリだよ~!!これからもよろしくね!!アタシの目標は、もっとキャッチャーのリードを覚えることかな!でも、勉強は苦手なんだよね~。だけど頑張らなきゃだよね!!そうしないと、涼子ちゃんに怒られちゃうもん!!また今年も、応援よろしくお願いします!!あ、あとね!妹のにこのことも、是非覚えてあげてね!!」
夏蓮「まずは赤点を取らないようにね!」
咲「おっしゃるとおりです……」
夏蓮「さて、続きまして叶恵ちゃん!」
叶恵「みんなぁ!お待たせ♪あなたの夢を叶えるプリティ魔法使い、叶恵ちゃんだよ~。あなたの夢が叶う、奇跡のおまじない、カ~ナッカナ~♪」
叶恵以外 ――「「「「………………」」」」――
叶恵「だって、やれって言うんだもん!!仕方ないでしょ!?」
咲「ちょっと、ひいた……」
柚月「演技はなかなかだけど、やっぱ見てらんないわ……」
梓「叶恵、魔法使いだったの?」
菫「アハハハ~……子ども受けはいいと思いますよ!」
凛「いや、教育に悪い……」
メイ「ワタクシの知ってる魔法使いは、そんなこと言わなかったですよ?」
唯「クククッ!だっせぇ~!」
美鈴「あれは、ないっす」
きらら「戦力外にゃあ」
叶恵「ア゛ン゛タ゛ら゛ね゛ぇ~~……」
夏蓮「か、叶恵ちゃん!今度は真面目でいいから!もう一度、ね?」
叶恵「はぁ……いつも応援してくれるみなさま、本当にありがとうございます。何かしらの形で御返ししたい気持ちはあるんだけど、それがなかなかできなくてゴメンなさい。でも、このいただいた真心は確かに、胸の奥底にしまっておくわ。本当にありがとう!私の目標はもちろん!インターハイ出場よ!そしていつか実業団入って、日本代表とさてオリンピックにも出場してやるんだから!!また今年も、よろしくお願いします!!」
夏蓮「無事に終わったみたい。じゃあ、次は柚月ちゃん!」
柚月「はいは~い!笹二をいつも応援して下さるみなさま、心より感謝を申し上げます。この思いをしっかり受け入れて、今後はもっとみんなを強くしていこうと思います。私の目標は、もっとマネージャー業務を頑張ることかな。あとは、密かな野望のために、だね。また今年もよろしくお願いいたします」
夏蓮「やぼお?」
柚月「ううん、何でもな~い。次は梓!早く早く!」
梓「うぅ……えっと、いつもありがとうございます。それから、感謝してます。えっと~……私の目標は、みんなのために頑張ること、です!また今年も、よろしくお願いします!」
柚月「不器用のレベルを超えたわね……」
梓「え……?」
夏蓮「まあまあ!では、最後は私から。プレイッ!!笹浦二高女子ソフトボール部の物語を応援してくださるみなさま、チームを代表して私から改めて、心から感謝を申し上げます。今日まで続けてこられたのも、みなさまの温かな応援があったからです。毎日誰かの目に触れてもらえるようになったのも、みなさまのおかげだと信じております。私も感じていることですが、このようなわかりづらい作品に、温かな掌を添えてくれるみなさまには、もう頭が上がらない思いです。本当にありがとうございます。私の目標……それはインターハイ出場!ではありません。私たちの作品を観てくれている方々へ、一人でも多く笑顔を届けることです。もちろん、私は無力な人間で、これといった特技などありません。でも、それでも楽しいことがいっぱいあるんですよ。だって、私には、最高の絆で結ばれた仲間たちがいるから……そして、私たちを知ってくれたみなさまも、私は最高の絆で結ばれていると、個人的に考えております。そんな喜びを、できるだけたくさんの方々と分かち合えたらなと思います。どうか、これからも私たち、笹浦二高女子ソフトボール部をよろしくお願いします。――よしっみんなぁ!!最後は、円陣で締めるよ!!」
夏蓮以外 ――「「「「はいッ!!」」」」――
夏蓮「これからも、頑張ろう!今まで応援してくれた、みなさまのため!これから応援してくれる、新しい仲間のため!誰か一人の、笑顔のために!私たちなら、大丈夫!!」
梓「うん!」
柚月「当たり前よ!」
咲「勿の論!!」
叶恵「絶対、諦めないわ!」
唯「やってやろうじゃん!」
きらら「できるにゃあ、きっと!」
美鈴「うっすー!!」
菫「やりましょう!」
凛「みんなといっしょに!」
メイ「インターハイへ――!!」
夏蓮「かがやけ――――――ッ!!」
部員一同 ――「「「「笹二ファイト――――――――ッ!!」」」」――
健全たる真心を抱いたみなさまの更なる成就を願って、新年の御祝いを申し上げます。
どうか今年も、よろしくお願いいたします。
ちなみに信次は今ごろ、一人学校の大掃除をしていることは内緒です。