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『どうせ私なんて』をやめたら、世界が少し静かになった  作者: 春凪とおる


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第二話

朝、少しだけ遅く起きた。

それだけで、崩れる気がした。


(やっぱり、だめだな)


鏡を見る。

昨日と同じ顔。


なのに、少し嫌いに見える。

評価が揺れている


「……そうですよね」


通勤途中、視線が気になる。

昨日より、少しだけ。


(やっぱり私なんて)


それは過去の反復です


「……わかってます」


理解と選択は別です




昼休み。


「昨日、雰囲気よかったよね」

神崎さんの声。


「いや、全然……」

言いかけて、止める。


「……ありがとうございます」


「やっぱり、変わったよね」




午後、小さなミス。

胸の奥がざわつく。


(ほら、やっぱり)


事実と評価を分けてください


(ミスは、ミス)

(それだけ)




帰り道。

「……これ、やめるのって時間かかりますか」


習慣ですので、時間はかかります


「……そっか」


ただし

今も、やめています


足が止まる。


(……ああ)


少しだけ、息が楽になる。


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