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童話っぽい短編集  作者: 如月ふたば


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3/4

クジャクさんは今日も頑張る

 あるオスのクジャクが若いメスのクジャクに恋をしました。


 彼は彼女のために羽を大きく広げ、顎を高く上げ自分の魅力を見せつけます。

 しかし彼女は振り向いてもくれない。


 もう少し自分がアピールすればとオスは体中の羽を震わせます。

 相変わらず彼女は振り向きません。


 しかし、彼の姿を見た周囲のほかの鳥や動物、虫たちはオスのクジャクに夢中になりました。


「いいぞ、他のものたちを夢中にすれば彼女はわたしの魅力に気づくだろう」

 そう考えたクジャクは、毎日のように羽を広げ尾を靡かせます。


 彼の予想通り多くのもの達は、うっとりと眺めています。



 オスのクジャクの元には多くの種族が来ては、同種族と仲良くなりそして去って行きました。

 彼の前は多くのもの動物たちの待ち合わせ場所のようになっていたからです。


 彼は満足でした。

 たった一羽の彼女に振り向いて貰えませんでした。

 しかし、たくさんの動物たちを魅了したからです。


 恋をした彼女の姿を、もう見ることが出来なくなったオスのクジャク。


 それからも彼は羽が一枚ずつ落ち、体が疲れ果てようとも自分の美しさを多くの動物たちに見せていきました。

お読み下さりありがとうございます。

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