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想像の背骨
「私は想像するのが大好き。
でも絵が下手だから描いて欲しいの」
ある女の子がイラスト作成をしてくれるというAIにお願いをしました。
「例えばなんだけど」
少女は手を顎にし、首を傾げながら言います。
「妖精たちが競演しているの」
こんなのお願いしたいわ!!
数分後、少女が手にしたイラスト。
それは、神社の境内のような場所の上座にいる普通のおじさん。
それを聞いているような体勢の「人型」たち。
それらの中の人にはふかふかのベッドに横たわっている人、こぢんまりしたテーブルセットで食事をしている人すらいます。
少女は怒り心頭。
「何よこれ!!全然私の指示と違うじゃない」
イラストAIは当然答えます。
「ユーザー様はまず始めに想像がお好きとおっしゃいましたから」




