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『ミツバチとプレスマン』

作者: 成城速記部

 ミツバチが、ミツバチの神にハチミツを献上しますと、ミツバチの神は大層お喜びになり、ミツバチにほうびをやろうと仰せになりました。

 ミツバチは、ミツバチの神に、針をくださるようにお願いしました。いわく、ハチミツを盗みに来るやつがいたら、針で刺せるように。

 ミツバチの神は、この殊勝な願いをかなえてやりました。これが、ミツバチが針を持っている理由です。

 一方、プレスマンが、速記の神に速記録を献上しますと、速記の神は大層お喜びになり、プレスマンにほうびをやろうと仰せになりました。

 プレスマンは、速記の神に、針をくださるようにお願いしました。いわく、芯が詰まったら、針で除去できるように。

 速記の神は、この殊勝な願いをかなえてやりました。ただし、この針がとがっていると、頭の悪いやつが指を刺したりしたときに、製造物責任法上の賠償責任を免れ得ないので、くりっと曲げてあります。



教訓:プレスマンは、速記者には使いこなせますが、ちょっとあれな人には、難しいかもしれません。


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