表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
691/709

▽宴席の始まり

 晴明は厨房からタウロを引っ張り出すと

「昔からの仲間、最強の料理人が戻ってきました」

 と紹介すると晴人とタマモは盛大な拍手を送って場を盛り上げる。晴明のテンションは異常なほどに上がっていた。それは十数年ぶりにタウロの料理を食べることができるからなのだ。その昔平安の時代に突然転移した時にもタウロの料理によって苦難を乗り越えることができたからだ。

「ひなたたちにも彼の料理を食べてもらいたかったんだ。人類の未来を切り開く戦いを選ばされた君たちのためにタウロの作る料理が必要なんだ」

「それは食いしん坊の晴明だけじゃないのか」

 槌熊が揶揄するが天鼓は

「それは科学的にも実証できてますよ。なんてね。タウロの能力は数値化された味覚情報を如何なる場合も最適化するチートなスキルがあることは私の研究によって確認できて言います」

「何言ってるだかわからないだが褒めてもらえて嬉しいだ。料理の説明は新しい弟子のアカネとアオイに任せただ。なんでも聞いてやってくれ出す」

 アカネとアオイが前に出ると喜多屋はヴァイオリンを引きファンファーレを口ずさんでいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング

↑「多くの方に読んでもらいたいです。勝手にランキングに参加していますので面白いと思ったらクリックしてもらえると嬉しく思います」

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ