表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
659/709

▽輪舞曲

「わからない、でも僕を呼んでいる。そうだひなた操縦を変わってホバリングしてくれる」

 ヘルメットを脱いでひなたに放り投げて喜多屋は外に出るハッチへと向かった。

「危ないですわヤジロウさん」

 外に出ようとする喜多屋を見てアオイが叫ぶがお構いなしにヴァイオリンを持ち出して演奏を始めてしまった。その音楽は船内にも響き渡った。

「アオイ、これって世界樹の山の地下に潜った時にリリさんに聞かせたオリジナル」

「従魔使いの輪舞曲(ロンド)ですわ」

 喜多屋が奏でたのは、リリのために作った彼のオリジナルで異なる旋律を挟みながら、同じ旋律を何度も繰り返す形式のメロディーで構成された曲だ。

 船のレーダーが接近する物体を捉えた。

「なにこれ!」

 ひなたが叫ぶのも無理がない映し出された姿はとてつもなく大きな物体であった。

「ヤーシャさんわかりますか」

 映し出されたのは全長500メートル全幅は100メートルはあろうかの大きさだ。

「いや私も初めてみる。こんな大きな飛行物体は」

 ヤーシャも慌てていた。そんな混乱の最中、天鼓からの通信を傍受する

「ヤーシャのパキラか」

「天か、何が起こっているかわかるか、巨大な飛行物体に遭遇している」

「それはレヴィアタンだ。何としても確保を頼んだぞ」

 急遽ミッションがスタートしたのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング

↑「多くの方に読んでもらいたいです。勝手にランキングに参加していますので面白いと思ったらクリックしてもらえると嬉しく思います」

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ