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▽神々との戦い

「私から晴明様に世界が今どうなっているのかをお教えしましょう・ヘイ・オン・ワイの調査報告です」

 拘束室にデータを浮かび上がらせロッソと同じ説明を始めたのだ。

「世界人口が10億人を切っただってそこまで両軍は侵攻してきているのか」

 今度はオオガミがグリードに問い始めた。

「黄泉津はタカアマーラに戦いを挑もうとしているとすればどうだ。そこから黄泉津が行おうとしている行動を解説してみてくれ」

「オオガミさん本当なのどうしてそんなことがわかるんですか」

「ああ、あいつが道を誤り始めたのはタカアマーラの意思に疑問を持ち出したからだ。そうだ俺は記憶を取り戻した白兎(はくと)のおかげでな」

 オオガミは黄泉津の拘束から解かれ彷徨(さまよ)い、そしてひなたらに出会い世界樹山で三種の神器の刻印を受けたのち無くしていた記憶を取り戻したのであった。


「オオガミ氏の情報と槌熊様のデータを掛け合わせると一つの推測が浮かび上がります。まず黄泉津ですが軍備を整えるため兵士を集めているのでしょう。黄泉津虫によって各国の軍人の兵を鬼人兵に、そして天鼓様は近代兵器による戦争止め有事をなくし人々を神との戦いに挑ませる。その後黄泉津の作り上げた鬼人兵を奪い獲ろうとしているのでしょう」

「鬼人兵を奪い盗る?どうやってですか」

「それは晴明様と黄泉津の戦いに鍵があります」

「五人の鬼を倒せということか」

「その通りです。鬼人兵は五人の鬼、五星戒(ごせいかい)の指令で動きます」

 天鼓の計画を知ることとなった晴明は

「一緒に戦えばもっと楽なのにな」

「天鼓様は魔族のためだけに戦っているのですよ。あなたは人を見捨てられるんですか」

「それはできない」

「だからですよ」

 天鼓の理想と晴明の想いは交差するのであろうか。

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