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▽人類滅亡

「いろいろあったのね。みーちゃん(晴海)私もいろいろ心配してたわよ。でもキュウ(久遠)はちゃっかりよくやったのね。結婚は正解よ」

「どうせ私も孫が欲しいなんて言い出すんだろ。そのくらいにしておけよ。それよりどうやって異世界大陸なんかに行っていたんだ」

「アメリカにいても情報が全く入ってこない上に侵略戦争が始まったようで大混乱で日本が心配になって宝蔵院グループの所有している大型クルーズヨットで太平洋を横断中にクラーケンの襲撃で沈没してしまいました。運良くワーロックという男の船に助けられて異世界大陸に上陸してZ(ゼット)に会ってクエストを受注してこちらへ帰る手段を探り意外なことにそのクエスト中にマナーコで晴明くんたちに出会いましたけど彼に何かミッションが」

「晴明がマナーコに?聞いてないぞ」

 ちょうどロッソがチップの解析を終え食堂に現れた。

「三日前に晴明氏の()木戒鬼(もっかいき)の行方を占いそしてドーマハルト号で輝也と槌熊と向かいました。それより大変です。世界は想像以上に変貌しています」

 ロッソの話よりも何も連絡せずに動いている晴明にイラついているようであったが

「また勝手にそれで木戒鬼(もっかいき)はどうした?あいつは戻ってきていないのか」

「倒しましたが残念ながら黄泉津虫とサグメですか、それらは逃げてしまいました。それで晴明くんはアーロンくんとドラゴニアに向かいました。倒した木戒鬼の遺体を持って」

 晴明たちはドーマハルト号で浮遊大陸に向かって移動したようであった。


「冷静に聞いてもらえますか。天鼓軍と黄泉津軍によって数十億人の人たちが殺されたようです。これが各国の被害情報です」

 ロッソはモニターにグラフを映し出した。晴人は声を失った。90億人はいた世界の人口が10億を切った生存者のみの数字に

「こんなこと嘘だよね。パパ、だってボクらの周りにそんな死んでないじゃない」

「いやひなた、日本も三千万人以上減っているよ」喜多屋が言うとアオイは

「核保有国は軒並み壊滅状態ですね。まるで意図的なように」

「アオイ様のおっしゃる通り、軍事を優先している地位区の攻撃は黄泉津軍の重点的な攻撃対象箇所のようです。天鼓様は治安を脅かしている区域を異世界獣で制圧しておられるようです」

「いずれにしても奴らは人を殺しまくっているのか。どうにもならないな。たった数日で・・・・」

「晴人さんこんなことを言っては不謹慎かもしれませんが人類の粛清というほかありません、それにこの日本という国はいつでも滅亡させることができると言うことです。脆弱な国なんですなにもかも」

 喜多屋は憤り

「そんな事許されるわけないじゃん、そんなに勝手に僕たちの未来を決めるなんて」

 ボロボロと泣き出していた。晴人はそんな喜多屋の肩を握りしめて

「俺たちで変えようぜ。争って争って阻止しようぜ」

 決意の意を表明した。

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